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Category: 中国語コース

中国語コース1年生が孫文記念館(移情閣)を見学しました。

中国語コース|2023.07.18

 2023年7月15日(土)、中国語コースの1年生が、入門ゼミナールにおける学外研修の一環として神戸市舞子公園内にある孫文記念館(移情閣)を見学しました。この記念館は、中国の革命家・政治家・思想家である孫文を顕彰する日本で唯一の施設です。公益財団法人 孫中山記念会の主任研究員である蒋海波氏より、博物館資料室の展示に沿って、辛亥革命という民主革命を起こし、アジア最初の共和国を打ち立てた孫文の生涯、日本と孫文、そして神戸(華僑)と孫文の関係についてわかりやすく解説していただきました。また、八角三層の楼閣である移情閣部分では、神戸で活躍していた中国人実業家・呉錦堂と孫文の関係にもふれ、移情閣の成り立ち、構造だけでなく金唐紙、扁額、天井装飾、暖炉とタイルといった当時の華商の別荘文化を反映した非常に手の込んだ内装についてもご紹介下さいました。二階部分では、呉錦堂の生涯、移情閣の変遷だけでなく、「博愛」、「天下為公」といった非常に貴重な孫文自筆の書も目にすることができました。
 今回、初めて記念館を訪れ、日本で唯一の孫文記念館が神戸の地にあることに驚いた学生も多かったようです。学生からは、「『博愛』や『天下為公』などの孫文直筆の書の展示をみて、中国の精神が、神戸に受け継がれていると考えました。座右の銘とした孫文の書の筆運びから力強さを感じました。これらの孫文の書は、中学校・高校時代の資料集でみたことがあったけれど、足を運んで実物をみると、これまでになかったものを感じました。中国語という言語のみを学ぶのではなく、地元の神戸との関係を学ぶことで、中国についてより深く学んでいきたいです。」、「孫文という人が神戸と関係を持っていて亡くなる1年前に日本を訪れて講演を開いていることに初めて知ることが出来ました。孫文の講演会で話されてた内容がとても気になったので図書館で本を探したりインターネットで調べてみたいと思いました」といった感想が寄せられ、学生たちは今回の見学を通して、大学が位置する神戸と中国語圏の深い関係性、言語を学ぶことを通して社会文化を探究する奥深さなどを改めて感じたようです。
 今回、孫文と日本、そして孫文と神戸という観点から、学生が今後本学における学習、研究を行う上で必要な知見を深める機会をいただいた孫文記念館関係者の皆様、蒋海波氏に心より感謝申し上げます(眞島 淳)。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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中国語コース1年生が神戸税関を見学しました。

中国語コース|2023.07.07

 入門ゼミナールの授業の一環として中国語コース1年生が2023年7月5日に神戸税関における学外研修を行いました。
 山本和幸調査官より、まず東門を入ってすぐのエントランスホールで、二代目庁舎を保存・活用して建築され、多くのドラマ撮影にも使用されている現在の三代目庁舎についてご紹介いただきました。今回の研修で初めて神戸税関を訪れる学生も多く、非常に興奮した面持ちで山本調査官のお話に耳を傾けていました。
 その後、税関業務の概要を紹介するオリジナルDVDを視聴し、山本調査官の案内のもと、広報展示室を見学しました。神戸税関の歴史、神戸税関の管轄区域だけでなく、ワシントン条約の輸出入規制品や密輸取締り、不正薬物摘発の現場の様子などについても展示品を例に解説して下さいました。広報展示室には、違法コピー製品を見抜くクイズコーナーなどもあり、学生たちは楽しみながら、税関が海外と日本間で輸出入される品物を取り締まる最後の砦として非常に重要な業務を担っていることを理解することができました。
 今回の見学を通して、学生たちは税関の業務もまさしく、グローバル・コミュニケーションの場であり、外国語を運用する場でもあることを認識する貴重な機会となったと思います。神戸税関広報広聴室の皆様と御案内くださった山本様に感謝申し上げます。(眞島 淳)

中国語専攻演習Ⅱ(眞島ゼミ)で、神戸観光局職員による講演を開催しました

中国語コース|2023.06.26

 2022年10月に、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策が緩和されて、訪日外国人旅行者数も少しずつ回復してきています。中国語圏については、台湾・香港からの旅行客の回復が顕著となっていますが、2030年の神戸空港国際化も決定し、今後中国語圏から神戸を訪れる観光客数は増加していくものと考えられます。眞島ゼミでは、昨年に引き続き観光プランの製作に取り組んでいますが、今年度は神戸市観光局がメインターゲットの一つとして位置付けている台湾から訪日する大学生を対象として、中国語による神戸観光PR動画の製作を行っていきます。
 2023年6月23日(金)、一般財団法人 神戸観光局 観光部の河上真吾氏をお招きし、神戸観光の現状と課題をテーマとした講演を行いました。神戸観光局の事業内容、神戸観光の魅力や強み、神戸の観光資源の紹介にとどまらず、現在神戸観光局が台湾などを対象に行っているプロモーション事業についても講演していただきました。また、学生たちの質問にも、丁寧に回答してくださり、学生たちにとってこれから観光プランを本格的に考えていくうえでのヒントを得る大変貴重な機会となりました。
 これから学生は、11月中旬の成果発表会に向けて、グループでアクションプランを策定し、現地調査を行いながら観光プラン及びPR動画の製作を進めていきます。ぜひオリジナリティに富んだ切り口で観光資源の発掘やアピールを行い、神戸観光振興に貢献してほしいと思います。(眞島 淳)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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入門ゼミナールで「神戸と外国文化」に関する講演を開催しました

中国語コース|2023.06.22

 中国語コース1年生の入門ゼミナールでは、授業後半の活動として、ペアワークに取り組んでいます。ペアで「神戸と外国文化」というテーマのもと、研究タイトルを決定し、調査活動を行います。学期末には、その研究成果をプレゼンテーションすることになっています。
 6月21日、京都精華大学名誉教授であり、神戸華僑歴史博物館名誉館長でもある呉宏明先生にお越しいただき、「神戸と外国文化のABC」と題した講演を行っていただきました。
 神戸が様々な国々とどのように関わっているのかを、国名のアルファベット順に、長年行ってこられたフィールドワークの報告書で取り上げられた内容をもとにご紹介いただきました。講演の冒頭、調査方法についてもお話し下さり、「知り得た知識を論理的に整理し、発表することは重要な能力であり、大学生活における学習、研究はもちろん、大学卒業後のキャリアへもつながっていくものである」という言葉は非常に印象的でした。また、講演の中では、インタビューなどを通して、人の話を聞き、五感を使って、実際にフィールドワークなどを行ってほしいと学生に何度も強調されていました。
 講演後、学生はペアで現在考えている研究タイトルと調査方法を発表し、呉先生より貴重なフィードバックをいただきました。フィードバックを参考に、自分たちが関心のある切り口から神戸と外国文化について調査を行い、神戸と外国文化の関係性やその魅力を再発見してほしいと思います。(眞島 淳)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の中村朱里さんからレポートが届いています。

中国語コース|2023.06.22

 長かったようで短かった留学が終わりを迎えようとしています。買い物をするにもバスに乗るにも緊張していた留学当初が昨日のように感じます。全ての授業を無事終了し、期末テストも最後まで頑張ることが出来ました。この留学生活を通して、中国語能力を鍛えるだけでなく、台湾の文化に触れたり、たくさんの人と関わったりすることが出来ました。例えば、留学当初と比べると、リスニング能力の伸びを感じています。聞き取れる単語が増えたり、スムーズに現地の方とコミュニケーションをとったりすることができるようになりました。また、私たちは毎週文化の授業があったので、台湾の文化についても触れることも出来ました。
 文藻外語大学で先生をはじめ、様々な国からの留学生や、現地の学生と出会えたことにとても嬉しく思っています。現地で留学したからこそ、とても充実した留学生活を過ごせた反面、留学で出会えた仲間と別れるのがとても寂しいです。台湾で学んだものを生かし、帰国後も引き続き中国語の学習に努めると共に、就職活動が始まるという意識を持って行動していきたいと思います。たくさんの人に支えていただけたからこそ実現できた台湾留学が無事に終わりを迎え、有意義なものになって良かったです。ありがとうございました(中村朱里)。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【北京通信】北京語言大学にセメスター留学中の金田真望さんからレポートが届いています。

中国語コース|2023.06.21

 4か月間のセメスター留学が無事に終了しました。私は北京語言大学を選択し、オンラインで授業を受けました。始まった当初は授業についていけるか、先生とのコミュニケーションは上手くできるかなど不安が沢山ありました。授業時間も日本より長く、常に気を張っている状態だったので慣れるまでに時間がかかりました。ですが、先生方の丁寧な指導やサポートのおかげで徐々に慣れていき楽しく授業を受けれました。心配していたコミュニケーションもゆっくり喋ってくれたり、英語を交えたり、WeChatでやり取りしたりと色々工夫してくださいました。現地の留学生とはWeChatで連絡を取り合い、お互い同じアイドルが好きで、それについて深く語りあったりなど充実した時間を過ごせました。また、台湾に現地留学している友人とも定期的に連絡を取り、互いの近況報告や相談を聞いて励ましてもらったりなど心強い存在になってくれました。今回私はオンラインでの留学でしたが、とても有意義な時間を過ごせましたし、今後の人生において財産となる貴重な時間でもあったと感じます。これからも新たなことに挑戦していって自分を成長させていきたいです(金田真望)。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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グローバル・コミュニケーション学部(英中コース)オープンキャンパス開催のお知らせ

学部|2023.06.20

神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部、英語コースと中国語コースの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい!
そんな思いから、学部オープンキャンパスを「対面・来場型」で開催します。

「学部で何が学べるの?」「渡航留学はどこに行けるの?」「就職状況は?」などの質問から、「どうしたら語学ができるようになりますか?」「将来、ホスピタリティーを活かして働きたいんです!」「TOEICや中国語検定でいい点数を取りたいのですが…」など、勉強や将来についての質問まで、教員と先輩方が何でもストレートにお答えします!
そして、皆さんの夢のために、グローバル・コミュニケーション学部がどのように貢献できるのかもお話したいと思います。

高校3年生の方はもちろん、高校2年生の方のご参加も大歓迎です! ぜひご参加ください。

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開催日: 7月 17 日(月・海の日)10:30-12:00 *終了後、個別相談も可能です。
開催教室: 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス D号館3階の「アクティブスタジオ」にて
募集人数: 50名(高校2-3年生のみ) *保護者の方にもご参加いただけます。
申込期間: 7月15日(土)まで
*開催の一週間前に詳細のメールを送らせていただきます。
また、募集を超える申込者があった場合、フォームを締め切らせていただきますので、ご了承ください。
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プログラム:
10:30-11:00 「GC学部の学びとは?」
11:00-11:30 「GCキャンパスツアー!」
11:30-12:00 「GC学部の学びを体験しよう!」

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■ 申込みをキャンセルされる場合は、
7月16日(日曜日)までにグローバル・コミュニケーション学部
英語コース(担当:中嶋史人) englishgcsquare@gmail.com までメールにてお知らせください。

お問い合わせ: 神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部英語コース
Email:englishgcsquare@gmail.com

中国語専攻演習Ⅱ(大濱ゼミ)で国立国会図書館関西館を見学しました

中国語コース|2023.06.19

 6月9日、中国語専攻演習Ⅱ(大濱ゼミ)の学外研修で京都府にある国立国会図書館関西館の見学に行きました。今私たちのゼミでは卒業論文執筆の準備をしています。卒論作成にあたり、各自のテーマに沿った資料を収集しているところです。京都にある国立国会図書館はアジア館とも呼ばれ、アジア関係の資料が豊富にそろっていることから、ここでしか見ることのできない資料を探しに期待を持って向かいました。
 建物はとても大きくガラス張りで手前に本館があり、その地下に市民の方も利用できる閲覧エリアがありました。もう一つ奥の建物が多くの図書が所蔵されている書庫棟となっていました。館内見学ツアーに参加し、総務課の村手参事のご案内の下、全館歩いて回り、国立国会図書館の役割や機能、関西館ならではの防災対策など様々な説明をしていただき、普段は入ることのできない書庫も見学することができました。
 その中で特に印象的だったことは、関西館は年々増加する図書資料の収蔵スペースを長期的に確保する役割を担っているため、この先資料が増えた際に増設するスペースが設けられており、将来建てる書庫棟を見越して、現在利用されている建物にすでに連絡経路が設計されていることでした。関西館の将来的な収蔵能力は2000万冊に達するそうです。また、耐震性能がとても高い点も印象的でした。地震が発生すると、揺れと一緒に動く本棚や震度4以上の揺れでレバーが自動で上がり図書の落下を防ぐ設備が設けられていました。たくさんの図書や大切な資料を守り後世につなぐ取り組みを知ることができ、知見が広がり有意義な時間を過ごすことができました。
 この日、国立国会図書館の利用者カードも作ったので、卒業論文を書くために改めて訪れたいと思いました。見学の機会を頂きました国立国会図書館関西館の総務係の皆様に感謝いたします。(4年次生 岩崎朱花)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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中国語コース1年生が神戸華僑歴史博物館を見学しました。

中国語コース|2023.06.15

 2023年6月14日(水)、中国語コースの1年生が、入門ゼミナールにおける学外研修の一環として神戸華僑歴史博物館を見学しました。博物館事務長であり、神戸大学名誉教授である安井三吉先生より、「華僑」と「華人」の違い、神戸開港から現在に至るまでの150年間に渡る神戸華僑の歴史、神戸華僑歴史博物館が設立されたいきさつなどについて解説していただきました。今年度の解説では、日本在留外国人数を題材に、中国だけでなく様々な国・地域にルーツを持つ人びとが日本各地で生活していることをお話しくださり、本学が位置する神戸における多文化共生について考えるきっかけにもなりました。
 今回初めて神戸華僑歴史博物館を訪れた学生も多く、「1995年の阪神淡路大震災では48人の華僑や華人、留学生が犠牲となりました。そのとき南京町が率先して炊き出しを行って、地元の人々とともに協力し合いながら乗り越えて来たのだと思い、感動しました。」、「その土地の特色を勉強することは、その土地がどのような歩みで発展してきたのか、その土地がどのような時間を過ごしてきたのか、それを理解することに値すると思います。これらのことを理解することで、土地や伝統、文化、地域の発展に繋がるんだなと感じました。」など、学生たちは安井先生の解説を聞いて様々な刺激を受けたようです。
 学生たちは、学期末に「神戸と外国文化」というテーマのもと、ペアで研究タイトルを決定し、調査活動を行った後、プレゼンテーションを行うことになっています。今回の見学をぜひ、学期末プレゼンテーション、そして今後本学における学習、研究のヒントにしてほしいと思います。今回、神戸華僑という視点から、本学が位置する神戸市の多文化共生の特徴について学習する機会をいただいた機会をいただいた神戸華僑歴史博物館の皆様、安井三吉先生に心より感謝申し上げます。(眞島 淳)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の後藤真希さんからレポートが届いています。

中国語コース|2023.06.14

 長く感じた留学生活も残り10日となりました。あと10日しか残っていないと思うと、台湾生活が名残惜しく感じますが、期末テスト期間に差し掛かっているため、最近は課題やテスト勉強に追われ忙しく過ごしています。
 先週の文化の授業では、麻將について学び、実際に麻將を打ちました。授業時間の関係で、細かいルールまでは学べませんでしたが、簡易ルールを用いて楽しく遊びました。この授業で麻將を学ぶまでは、麻將について何も知りませんでしたが、遊び方やルールを知ると思いのほか面白かったです。次の日の夜にミニサイズの麻將を買って、クラスメイトと寮の部屋に集まり、夜中まで麻將をするほど、みんな麻將に夢中になりました。
 先週末は火鍋を食べに行き、初めて鴨血を食べました。鴨血とは、鴨の血を固めたプリン状の食べ物です。食べるのに少し抵抗がありましたが、思い切って食べました。2口が限界でした。私自身は、鴨血より米血の方が好きです。米血とは、もち米と動物の血を用いて作るお餅です。赤飯の味がして、食感がもち米なので美味しいです。このように、日本にはない留学先ならではの食べ物を食べられることも、留学の良いところだと思いました。
 日本へ帰るまでの日数も残り少なくなりましたが、台湾の美味しい食べ物を食べたり、現地の友達と過ごしたりして、残りの留学生活を満喫したいです。(後藤真希)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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