HOME > 3コースの学び > 日本語コース

日本語コース

日本語コミュニケーションを学びたい外国人留学生のために開設するコースです。
企業インターンシップを通して、日本のビジネスを体験したり、他のコースの学生と共にプロジェクトを実施したりする中で、実践的な力を身につけることができます。
学びのモデルケース
民間企業で国際的な活躍を目指す!
日本のビジネスの現場で活躍することを想定したカリキュラムを履修できます。
「ビジネス日本語」「日本の経済とビジネス」「日本の法と政策」などの授業により、日本文化を理解し、ビジネスコミュニケーションのスキルを磨くことができます。
日本語と日本文化を深く追求する!
日本語や日本の文化について学問的に探究するカリキュラムを履修できます。
「日本のことばと歴史」「日本語研究」「日本の文学」などの授業を通して文化の深みに触れ、さらに卒業研究で自分の関心分野を突き詰めて探究していくことができます。
4年間の学びの流れ
1年次
少人数の「日本語コース基礎演習」を1年次に設置。一人ひとりの将来の希望を把握して指導をスタート。「日本語会話」「日本語読解」「日本語表現」の3科目でバランスよく学修。
2年次
実践日本語クラスを複数開講。「日本語プレゼンテーション」では、多様な表現を視聴し、再現する練習を実施。「ビジネス日本語基礎」では、社会での具体的活用を見据えて学びます。
3年次
日本企業について現場で学べる「企業インターンシップ」を実施。また「ビジネス日本語」のクラスが本格的にスタート。就職活動で役立つ基本的能力を身につけることを目指します。
4年次
これまでの学修を振り返り、就職活動に向けてステップアップする時期。4年間の学びの集大成として「卒業プロジェクト」に専念します。3コースのメンバーで協働して実施します。
日本語能力の達成目標
  • J.TEST実用日本語検定準A級
  • BJTビジネス日本語能力テストJ1レベル

教員メッセージ
栗原 由加 准教授
[担当科目]グローバルコミュニケーション入門/日本語コース入門/日本語会話Ⅱ・Ⅳ/日本語読解Ⅰ/日本語表現Ⅲ/日本語検定対策演習Ⅰ・Ⅱ/ビジネス日本語基礎/ビジネス日本語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/日本語研究Ⅰ など
学生に身につけてほしいのはどんな力ですか?
日本で学ぶ留学生には、身につけた日本語力を生かし、「日本で就職したい」と考える人がたくさんいます。しかし、必ずしも日本語が上手な学生が就職できるというわけではありません。実際に働くためには、語学力だけでなく、専門性や、日本社会での適切な振る舞い方など、様々な技能が求められます。
本コースではそのような観点から留学生のコミュニケーション能力を総合的に高め、日本での就職や将来の仕事が成功するようにサポートしたいと考えています。
日本での就職を成功させるため、どんな指導をお考えですか?
私が担当する「ビジネス日本語」のクラスでは、日本語教育、日本ビジネスの教育、キャリア教育を同時に行います。
このような勉強は、ただ知識として学ぶのではなく、ひとつひとつのことがらが将来どのように役立つのか、よく考え理解しながら身につけていくことが大切だと考えています。たとえば、イスの座り方、立ち方から始まり、話し方、書き方、情報収集の方法、資格取得まで、一人ひとりの留学生が、学んだことを自分の将来のキャリア形成に役立てることができるような指導を行います。
留学生が神戸学院で学ぶメリットは何だと思いますか?
まず「地の利」ということがあります。三宮がすぐそこというロケーションが大きいですね。留学生たちがアルバイト先や就職先を探すのに便利ですし、またグローバルな雰囲気や流行を肌で感じることができます。
それから神戸学院大学は、全学的に実学を重視しており、資格取得に強いという特長をもっています。このような実践的な学びの風土も、今後日本社会で活躍したいと考える留学生たちにとっては大きなプラスではないかと思います。
最後に、これから本学部で学ぶ学生にメッセージをお願いします。
みなさんには、「グローバル人材」を目指してほしいと思います。
そのために、まず大切なのは主体性です。世の中で起こっていることや、自分の周りの状況に関心を持って、今何をすべきかを自分で考えることができる人。そして、協調性をもってチームで物事を達成していくことができる人。また、それを「どこでも」「だれとでも」できる人。それがグローバル人材です。
その目的のために、上手に言葉を活用できる人に成長してほしいと思います。