TOPICS&NEWS

英語コース1年生「英語会話」授業紹介

英語コース|2023.11.29

英語コース「英語会話」では、3年次の留学準備のため、授業に関するすべてのやり取りを英語で行うというルールがあります。
1年生前期は自分自身や日常的な話題について英語でのやり取りを練習し、後期授業では「国際情勢・科学技術・将来設計・資産運用・健康管理・多様性」のような社会的な話題について英語で議論しています。

★Be careful when investing your money because….

11月24日、中西のりこ教授と Shirley Tam先生が合同で実施している授業では、資産運用の方法、銀行口座の種類、キャッシュレス決裁や、日本の年金制度などについて、グループごとに調べたことをまとめてポスター発表を行いました。受講生は専門用語の発音に苦労しながらも、グループ打ち合わせ・発表・質疑応答をすべて英語で行いました。ポスター発表では、体の向きや目線、ジェスチャーなどの点で、普段の会話以上に気を配る必要があるということに気づいた受講生も多かったようです。

★Do you trust Japan’s pension system?

受講生の感想をいくつか紹介します。

★Bank transaction fees are not always the same.

今まで金融について考えて生活していなかったので今回のプレゼンを聞いたり、資料を作っていく過程で良い勉強になりました。私たちが知らない間に保険や医療費補助などを通して金融サービスに関わっていることが分かりました。正しい使い方をすれば今よりお金が増えたり、経済についての知識を得られたりするので金融について学ぶことも大事だと思いました。またプレゼンの聴き手との向き合い方も学べたので体の向き、姿勢、視線など今後に活かしていきたいです。

★There are various types of cashless payments.

私が1番難しかったのは英語で内容を理解した上でそこから質問をすることです。今日の内容のプレゼンはポスターや絵を使って発表しましたがオーディエンスに話しかけるように発表するのに慣れてないので難しかったです。

★Advantages and disadvantages of debit cards are….

回数を重ねるにつれて自分が言いたいことをスラスラ言えるようになって相手に伝えることができたのではないかなと思いました。色んな支払い方法のシステムや、資産運用について、銀行口座についてなどをみんなのプレゼンを通してポジティブポイント、ネガティブポイントが分かったし、学ぶことが出来ました。

★真剣にメモを取りながら、発表者への質問を考えます。

実際にポスターを作り、プレゼンをしてみてポスター1枚を見てパッと理解できるようにすることや、喋る内容も簡単にわかりやすく伝えるように意識してできよかったです。また、オーディエンスになった時に、あるグループが楽しませながらも内容を理解できるようなプレゼンをしていてすごいなと思いました。ジェスチャーや声の大きさ、ポスターを使うことなど、少しの工夫で聞く側の理解度はかなり変わることがわかったので、これからのプレゼンに活かします。

★質問に対する回答を即席で考えて、対応します。


【神戸学院大学グローバル・コミュケーション学部の公式SNS】
Twitter Facebook Instagram Youtube

第6回阪南大学模擬国連(HUMUN)2023でGC学部3年次生の林優宏さんが「ポジティブ・インパクト賞」を受賞しました

学部|2023.11.29

「第6回阪南大学模擬国連(HUMUN)2023」が11月10~12日に大阪府松原市の同大学で開催され、グローバル・コミュニケーション学部英語コース3年次生の富増美有さん、下寿々子さん、林優宏さんが英語のみで進行する議場「英語ルーム」に参加しました。

3人はそれぞれタイ、イタリア、ポーランドの大使役として、SDGs(持続可能な開発目標)#4(目標4)「質の高い教育をみんなに」を国際的に達成するための政策を、他国大使役の阪南大学の学生と議論し、革新的な解決策を導き出しました。

阪南大学模擬国連英語ルームの様子

3年次生前期にセメスター留学から帰国後、荒島千鶴教授のゼミで国際問題について学び、担当国の教育に関する課題と政府の対応策、国際課題解決のための政策をあらかじめ考えていた3人は、率先して議論に参加しました。特に友好的に議論をリードしていた林優宏さんが、英語ルームで「ポジティブ・インパクト賞」を受賞しました。

ポジティブ・インパクト賞を受賞した林さん

参加した学生の感想は以下の通りです。

富増さん
「今回、初めての模擬国連ということで不慣れな部分もあり、緊張もしていたのですが、阪南大学のみなさんがとても親切に接してくださったおかげで、緊張しすぎずラフな状態で発言することが出来ました。また、皆さんと話し合いながら問題解決という一つのゴールを一緒に目指していくことで、自分の考え方も刺激され、視野が広がったように思います。今回の模擬国連を通して、模擬国連がどのようなものなのか理解することが出来たので、次回は自分で積極的に行動したり、ポジションペーパーもより質の高いものを作ったりできるように頑張りたいと思います」

参加者の富増さん
参加者の下さん(右)

下さん
「最初は自分が参加してグループの足を引っぱってしまうのではないかと心配でしたが、アイスブレイキングやウェルカムパーティーを始めとして、1日目、2日目とスムーズに進んでいきました。とても有意義な時間だったと感じます」

林さん
「初めての模擬国連かつ初めて話す人が多い中、頑張れた自分をまずは褒めたいです。英語力以外にも自分の人柄が相手への意見として反映されます。実際の国連となると国を背負っているため国としても大事ですが、人柄が大きく反映されるのだと思いました。こういった緊張する場所の中でも自分の良さを全面的に出せたのが良かったと思いますし、成長につながったと思います」

参加者の林さん

第6回阪南大学模擬国連(HUMUN)2023Digest動画はこちら

阪南大学ホームページの記事はこちら


【神戸学院大学グローバル・コミュケーション学部の公式SNS】
Twitter Facebook Instagram Youtube

【中国語コース眞島ゼミ生が台湾の大学生へ向けて神戸観光プランを紹介しました】

中国語コース|2023.11.28

 11月24日(金)、中国語コース4年次生が履修する「中国語専攻演習Ⅲ(眞島ゼミ)」の成果発表会を行いました。今年度、学生は5グループに分かれ、2022年の10月に日本の水際対策が大幅に緩和された後、訪日旅客数が順調に回復している台湾の大学生を対象とする神戸観光プランを提案しました。
 成果発表会では、本学と台湾の雲林科技大学応用外国語学科で日本語を学ぶ学生をオンラインで結び、ゲスト審査員として本学学生が作成した観光プランの審査と講評をお願いしました。
 各グループは前期期間中に、各種文献や統計資料をもとに神戸市観光に存在する課題を明らかにした後、台湾の大学生を対象とした中国語によるアンケートを作成し、神戸観光に関するニーズ調査を実施しました。その後、アンケート調査の結果をもとに、台湾の大学生の中でのターゲットをグループごとに設定し、インタビュー調査やフィールドワークを行った上で観光プランを作成しました。さらに、作成した観光プランを紹介する3分間のダイジェスト版動画の制作を行いました。この動画では、学生自身で中国語字幕の作成と中国語音声紹介の吹込みも行い、中国語コースでの4年間の学びの集大成といえる内容となっています。
 成果発表会当日は、観光プランのターゲット、特色を中国語で簡単に紹介した後、制作した動画を上映し、その後質疑応答の時間を設けました。台湾の学生からは動画で夜カフェの文化に関する質問や、灘の日本酒を紹介する場面について、日本酒の「盛りこぼし」を行う理由など興味深い質問も飛び出しました。台湾の学生の皆さんからは「プラン紹介を見て神戸に旅行に行きたくなった」、「動画の出来もプロ並みで、紹介されているスポットも真新しさがあった」、などたくさんのコメントが寄せられました。また、日本語の授業を担当されている馮雅蓮先生からも、雲林科技大学の学生が本学中国語コースの学生の中国語力に圧倒され、台湾で日本語を学ぶ学生にとっても非常に良い刺激となったとのコメントをいただきました。
 これから、学生たちは発表した観光プランを卒業研究の成果物として冊子及び10分間の動画にまとめ、卒業研究の集大成として台湾の大学生の評価、講評の内容をもとに自分たちが考えた観光プランについて詳細かつ批判的に分析・解説した卒業研究レポートを作成します。雲林科技大学応用外国語学科で日本語を学ぶ学生の皆様、馮雅蓮先生、本当にありがとうございました。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

https://kobegakuin-gc.jp/

【神戸学院大学グローバル・コミュケーション学部の公式SNS】
Twitter Facebook Instagram Youtube

翻訳者・通訳者、茶道裏千家准教授の大槻美幸先生に御講演をしていただきました

中国語コース|2023.11.20

 11月17日、中国語の翻訳者・通訳者としてご活躍されている大槻美幸先生をお招きし、中国語コースの「翻訳の方法Ⅰ」授業で「翻訳の仕事と茶道を通じた日中文化交流」と題した講演をしていただきました。
 大槻先生は翻訳会社を営み、長年中国で翻訳・通訳の実務に携わる傍ら、中国語教育史の研究を続けられ、北京外国語大学中国語言文学学院で博士学位を取得されました。茶道裏千家准教授(茶名:松井宗幸)でもあり、北京外国語大学日本語学院で日本文化講座の教鞭を執り、茶道の普及発展に尽力されました。2023年2月、茶道を通じた日中間の相互理解促進、友好親善への功績が称えられ、在中国日本大使館より在外公館長表彰も受賞されています。
 御講演では、外国語の習得が自らの世界や視野を広げてくれるカギになること、効果的な中国語の学習法について、同時通訳の舞台裏のほか、語学のモチベーションアップには旅行や食べ物、中国ドラマ、映画、歌手、文学などに興味を持つことが有効であると紹介がありました。ご自身の研究である近代の北京官話教科書―トーマス・ウェード著『語言自邇集』、これを基に1879年廣部精が編纂出版した日本最初の北京官話教科書『亜細亜言語集』のほか、中国には日本の茶道に関心を持ち、学ぶ人が増えていること、北京外国語大学日本語学院茶室「静友庵」、茶道裏千家北京同好会の茶室「青交庵」において中国語で茶道の指導活動を行った経験談など、中国語を活かした文化交流に関するたいへん興味深いお話をたくさんご紹介くださいました。
 その後、卒業論文を作成中の大濱ゼミ(「中国語専攻演習Ⅲ」)の学生たちと交流を深める機会を持ちました。現在、日中恋愛論の比較研究に取り組んでいる4年生に、現地の若者の間で流行している中国恋愛ドラマを挙げてくださるなど、盛り上がりました。大槻先生、貴重な機会をいただきどうもありがとうございました。益々のご活躍をお祈りしています。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

https://kobegakuin-gc.jp/

【神戸学院大学グローバル・コミュケーション学部の公式SNS】
Twitter Facebook Instagram Youtube

神戸新聞にGC学部1年生の取り組みが掲載されました!

学部|2023.11.02

兵庫県スポーツ協会が今年から主催している「次世代のクラブマネジメント人材育成プロジェクト」にグローバル・コミュニケーション学部1年生の稲澤佑眞さんが参加し、その取り組みが神戸新聞(10月30日朝刊)に掲載されました。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202310/0016971741.shtml

(神戸新聞の会員限定記事へのリンクになりますが、写真が掲載されています。)

今回の取り組みに関して中間発表をしている稲澤佑眞さん


「次世代のクラブマネジメント人材育成プロジェクト」とは、昨今、部活動が地域に移行する際に直面している課題、つまり、高齢化した人材の受け入れ問題を解決するために、兵庫県在住の大学生がスポーツの指導方法や運営等を学び、新しい世代へのバトンタッチを図ろうとするプロジェクトです。

稲澤さんは、書類選考、面接選考を経て合格し、このプロジェクトに参加しています。また、これからは、受け入れ先のNPO法人アスロンで子どもたちに陸上教室などで指導を行いながら、新規事業を計画・実践していく予定です。

稲澤さんは、「受け入れ先の人に沢山の事を教えてもらったり、様々な人にお世話になっていく中で人と人との繋がりの大切さというものを改めて感じました。このプロジェクトが終わっても、人と人との繋がりを大切に日々過ごしたいです。」とコメントしています。

また、「この取り組みを成功させ、さらにはこれを自分だけで終わらせず、周囲に広げて、将来も新たな挑戦に取り組むことができればと思っています。」ともコメントしてくれています。

これからの稲澤さんの活躍に期待しています!


【神戸学院大学グローバル・コミュケーション学部の公式SNS】
Twitter Facebook Instagram Youtube

Date