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Category: 中国語コース

【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の谷郷夢衣さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.02.29

 台湾に来て1週間が経ちました。初めての長期滞在で慣れないことばかりですが、刺激のある毎日で楽しいです。空港には大学の人たちが迎えに来てくれました。この間、朝ごはん屋さんに行ってチョコレートトーストを食べました。とても美味しかったです。仙草茶を初めて飲みました。甘さが10段階あって真ん中の5を飲んでみましたが想像以上に甘すぎました。

 朝市を見に行きました。色々な商品が売っていて面白かったです。お昼になると閉まってました。夜はラバーダックを見るために台湾のバスに乗りました。前のドアが開いて先に料金を払うので、日本とは違い初めての体験でした。バスは手を挙げないと止まってくれないので、ここでも日本との違いを感じて驚きました。台湾は2月とは思えないほど暑く日中は半袖で十分です。横断歩道を渡る時は注意しなければならないので、いつも以上に気をつけました。

 授業は難しい科目もあれば分かりやすい授業もあります。中国語の交換留学生のクラスでは、他の国から来た留学生もいて新鮮でした。繁体字を使うので慣れるのに時間がかかりそうです。現地の授業を受けて自身の中国語力をもっと高めたいと思います。普段の授業では得られない経験をして成長したいです。長いようで短い4ヶ月の留学生活を楽しみながら過ごしたいです。(谷郷夢衣)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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ヨルダンのプリンセス スマヤ工科大学の学生と中国語でオンライン交流を行いました

中国語コース|2023.12.20

 中国語コース2年次生が、12月3日から12月12日まで、ヨルダンのアンマンにあるプリンセス スマヤ工科大学(Princess Sumaya University for Technology)の学生と中国語でオンライン交流を行いました。
 この交流は来年2月から始まるセメスター留学に向けた「海外語学研修事前指導」の授業の一環として行ったものです。学生は派遣先の大学で世界各国から来た留学生とともに中国語を学ぶことになるため、今回は中国語を共通言語としてオンライン交流を行いました。
 プリンセス スマヤ工科大学には、ヨルダンだけでなく、パレスチナ、エジプト、イエメン、シリア、レバノンなど各国からやってきた学生も在籍しています。プリンセス スマヤ工科大学の学生の皆さんは中国語を学び始めて二か月ということで、今回は事前に準備した自己紹介に関する10個の質問に答えるという形で交流を行いました。
 交流が始まったばかりの時は、お互いに緊張した面持ちでしたが、中国語コースの学生が率先して交流を進行しただけでなく、中国語学習の先輩でもあるということで、プリンセス スマヤ工科大学の学生の中国語を注意深く聴き、簡単な発音指導も行いました。また、好きな食べ物や趣味などを答える場面では、写真などを見せ日本文化の紹介を織り交ぜながら交流を行っている姿が印象的でした。
 プリンセス スマヤ工科大学の学生の方から寄せられた感想文(原文ママ)の一つを紹介します。


「I really enjoyed this activity. It was interesting talking to people from different cultures, and made me want to do it more often. One thing I would have liked that if we had one language in common, so we can communicate more, and get to know each other. Overall, it was great so thank you for this experience. (この交流活動は本当に楽しかったです。異なる文化圏の人と話をすることは興味深く、私はもっと頻繁に交流したいと思いました。私たちが共通の言語を使用し、もっと交流して、お互いを知ることができたらと感じました。交流は素晴らしく、このような経験をすることができたことに感謝です。)」


 来年2月から始まるセメスター留学でも是非中国語を使って多くの方々と積極的に「つながる」ことを楽しんでほしいと思います。プリンセス スマヤ工科大学で中国語を学ぶ学生の皆様、そして担当講師の林佩樺先生、貴重な交流の機会をくださり本当にありがとうございました。

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【中国語コース】台湾の文藻外語大学でのセメスター留学へ出発しました。

中国語コース|2024.02.20

 2月19日、ご家族、多くの友人や他コースの同級生に見送られながら、中国語コース2年次生18名が台湾の高雄市にある文藻外語大学でのセメスター留学へ出発しました。2月22日には新入生オリエンテーションが行われ、26日からはいよいよ授業が始まります。
 学生が留学先で履修する中国語の授業は週15コマにものぼり、そのうち10コマの授業では世界各国から来た留学生と共に中国語を学びます。中国語の授業の他にも、台湾茶、太極拳、原住民文化、水墨画、麻雀などについて実践して学ぶ「現地講義」の授業が週3コマ開講されます。さらに、学生は台湾での留学生活の中で興味のあるテーマを設定し、各自調査研究を行った上で、学術的な論文の執筆にも挑戦することとなっています。
 これまで、中国語力のブラッシュアップはもちろんのこと、台湾での留学生活が充実したものとなるよう、学生たちは「海外語学研修事前指導」の授業の中で様々な準備を行ってきました。留学先への入学許可書やビザの申請だけでなく、台湾の各都市や生活習慣、日本の文化との異同をグループごとに調査しプレゼンテーションを行ったり、他国の大学生と中国語での交流を行うなどしてきました。また、英語コースと合同で、異文化理解や海外での危機管理に関する講習も受講し、留学に対する心構えを新たにしました。
 事前指導の授業の最後には、一人ひとりがセメスター留学に対する明確な目標を設定しました。これからの留学生活で、ぜひいろんなことに貪欲に挑戦し、現地の方々や他の留学生との交流を通して、各自が設定した目標を達成してほしいと思います。今日は初めて海外へ渡航する学生も多く、いささか不安気な表情を見せていましたが、4ヶ月半後に、一回りも二回りも大きく成長し、自信に満ち溢れた皆さんの姿を目にすることを心より楽しみにしています。

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「ビジネス中国語Ⅰ」の授業で関西国際空港にあるチャイナエアラインのチェックインカウンター見学を行いました

中国語コース|2023.12.18

 12月10日(日)、「ビジネス中国語Ⅰ」の授業の一環として、関西国際空港にあるチャイナエアラインのチェックインカウンター見学を行いました。

 「ビジネス中国語Ⅰ」は中国語コースの学生が、3年次後期から選択できる実践中国語科目の一つです。今年度から内容を一新し、ホスピタリティ業界の中でも特に航空業界に焦点を当て、どのように中国語を用いてサービスを行うかについて学んでいます。
 航空業界でも接客の第一線で勤務する空港地上スタッフ、予約発券スタッフ、そして客室乗務員がよく用いる中国語の専門用語や表現を主に学習しています。授業においては、実際の業務場面を想定した教材を使用して、二人一組でロールプレイを行いながら会話の練習を行っています。
 この授業では、航空業界のサービスで用いる中国語を学ぶことはもちろん、航空業界における各種接客業務の内容を理解し、学生が卒業後のキャリア選択の参考にできるようにしています。そのため、航空会社のホームページだけでなく、テレビ番組、ニュース映像、航空会社が公開している動画などを視聴しながら、業務内容の確認も行っています。
 12月10日(日)の空港見学では、チェックインカウンター内に入らせていただき、実際のチェックイン業務を見学しながら、チャイナエアライン関西空港旅客サービス部 部長の藤田伸明氏に業務内容についてご説明いただきました。チェックイン業務の内容にとどまらず、飛行機一便を運航するのにどれだけの部署・人が連携して動いているのか、グランドスタッフに必要とされる資質や語学力、仕事のやりがいや大変なことなどをこれまでのご自身のキャリアや経験談などを織り交ぜながらわかりやすく説明して下さいました。また、チャイナエアラインの空港業務を受託しているGHA(グランドハンドリング会社)のスタッフの方々にも、空港地上スタッフを志望した理由や仕事の魅力などをお聞きすることができました。

 見学に参加した学生からは「お客様が1番はじめにコミュニケーションを取るのがグランドスタッフなので、なるべくトラブルを起こさないように、嫌な気持ちにさせないような配慮をしながら業務を行っているのが伝わってきました。」、「一見華やかな仕事に見えるが、大変なことが多いということを知った。空港で働くには、言語能力だけではなく耐え抜く力も必要ということを知った。空港を見学する機会はめったにないので良い経験になった。」、「グランドスタッフの方々と直接質疑応答できる機会が中々ないので、今回直接様々なことを聞けて勉強になったし、将来について考えさせられる良い時間になりました。」などの感想が寄せられました。また、今回お話しして下さった藤田氏の接客そのものも学生にとって大きな刺激となったようで、「お話を伺っている時も様々な問題を抱えたお客様に、おもてなしの姿勢や精神を忘れることなく、臨機応変に対応していて、圧倒的な経験の差とプロ意識を見せつけられ、航空業や航空会社に対する見方が変わりました。」との感想も寄せられました。
 これから、学生たちは就職活動に本格的に取り組んでいきますが、関西国際空港でのチェックインカウンター見学を卒業後のキャリア選択の参考にしてほしいと思います。この度、非常にご多忙であるにも関わらず、チェックインカウンター見学の機会を提供して下さったチャイナエアライン関西空港旅客サービス部の皆様、藤田伸明氏に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【中国語コース眞島ゼミ生が台湾の大学生へ向けて神戸観光プランを紹介しました】

中国語コース|2023.11.28

 11月24日(金)、中国語コース4年次生が履修する「中国語専攻演習Ⅲ(眞島ゼミ)」の成果発表会を行いました。今年度、学生は5グループに分かれ、2022年の10月に日本の水際対策が大幅に緩和された後、訪日旅客数が順調に回復している台湾の大学生を対象とする神戸観光プランを提案しました。
 成果発表会では、本学と台湾の雲林科技大学応用外国語学科で日本語を学ぶ学生をオンラインで結び、ゲスト審査員として本学学生が作成した観光プランの審査と講評をお願いしました。
 各グループは前期期間中に、各種文献や統計資料をもとに神戸市観光に存在する課題を明らかにした後、台湾の大学生を対象とした中国語によるアンケートを作成し、神戸観光に関するニーズ調査を実施しました。その後、アンケート調査の結果をもとに、台湾の大学生の中でのターゲットをグループごとに設定し、インタビュー調査やフィールドワークを行った上で観光プランを作成しました。さらに、作成した観光プランを紹介する3分間のダイジェスト版動画の制作を行いました。この動画では、学生自身で中国語字幕の作成と中国語音声紹介の吹込みも行い、中国語コースでの4年間の学びの集大成といえる内容となっています。
 成果発表会当日は、観光プランのターゲット、特色を中国語で簡単に紹介した後、制作した動画を上映し、その後質疑応答の時間を設けました。台湾の学生からは動画で夜カフェの文化に関する質問や、灘の日本酒を紹介する場面について、日本酒の「盛りこぼし」を行う理由など興味深い質問も飛び出しました。台湾の学生の皆さんからは「プラン紹介を見て神戸に旅行に行きたくなった」、「動画の出来もプロ並みで、紹介されているスポットも真新しさがあった」、などたくさんのコメントが寄せられました。また、日本語の授業を担当されている馮雅蓮先生からも、雲林科技大学の学生が本学中国語コースの学生の中国語力に圧倒され、台湾で日本語を学ぶ学生にとっても非常に良い刺激となったとのコメントをいただきました。
 これから、学生たちは発表した観光プランを卒業研究の成果物として冊子及び10分間の動画にまとめ、卒業研究の集大成として台湾の大学生の評価、講評の内容をもとに自分たちが考えた観光プランについて詳細かつ批判的に分析・解説した卒業研究レポートを作成します。雲林科技大学応用外国語学科で日本語を学ぶ学生の皆様、馮雅蓮先生、本当にありがとうございました。

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翻訳者・通訳者、茶道裏千家准教授の大槻美幸先生に御講演をしていただきました

中国語コース|2023.11.20

 11月17日、中国語の翻訳者・通訳者としてご活躍されている大槻美幸先生をお招きし、中国語コースの「翻訳の方法Ⅰ」授業で「翻訳の仕事と茶道を通じた日中文化交流」と題した講演をしていただきました。
 大槻先生は翻訳会社を営み、長年中国で翻訳・通訳の実務に携わる傍ら、中国語教育史の研究を続けられ、北京外国語大学中国語言文学学院で博士学位を取得されました。茶道裏千家准教授(茶名:松井宗幸)でもあり、北京外国語大学日本語学院で日本文化講座の教鞭を執り、茶道の普及発展に尽力されました。2023年2月、茶道を通じた日中間の相互理解促進、友好親善への功績が称えられ、在中国日本大使館より在外公館長表彰も受賞されています。
 御講演では、外国語の習得が自らの世界や視野を広げてくれるカギになること、効果的な中国語の学習法について、同時通訳の舞台裏のほか、語学のモチベーションアップには旅行や食べ物、中国ドラマ、映画、歌手、文学などに興味を持つことが有効であると紹介がありました。ご自身の研究である近代の北京官話教科書―トーマス・ウェード著『語言自邇集』、これを基に1879年廣部精が編纂出版した日本最初の北京官話教科書『亜細亜言語集』のほか、中国には日本の茶道に関心を持ち、学ぶ人が増えていること、北京外国語大学日本語学院茶室「静友庵」、茶道裏千家北京同好会の茶室「青交庵」において中国語で茶道の指導活動を行った経験談など、中国語を活かした文化交流に関するたいへん興味深いお話をたくさんご紹介くださいました。
 その後、卒業論文を作成中の大濱ゼミ(「中国語専攻演習Ⅲ」)の学生たちと交流を深める機会を持ちました。現在、日中恋愛論の比較研究に取り組んでいる4年生に、現地の若者の間で流行している中国恋愛ドラマを挙げてくださるなど、盛り上がりました。大槻先生、貴重な機会をいただきどうもありがとうございました。益々のご活躍をお祈りしています。

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朝鮮大学校に留学している籔内りおさんからレポートが届きました(中国語コース)

中国語コース|2023.10.03

 韓国に来て1か月が経ちました。朝鮮大学校で韓国語と中国語を学んでいます。キャンパスはとても広く、教会のような外観です。また縦にも長いため、移動が大変です。韓国語の講義は留学生対象に開講されているため順調に学習に励んでいますが、中国語の講義は韓国の学生向けに開講されているため、理解できない部分もあります。さらに光州は訛りの強い地域のため、先生方が話す韓国語の聞き取りも難しいです。一緒に履修している韓国人の友人に協力してもらいながら、日々奮闘しています。
 留学前は韓国で中国語を学ぶべきか迷っていました。今では中国語学科を選択してよかったと感じています。1つの授業で2つの言語を学ぶことができ、何より私と同じように中国語を学ぶ韓国人の友人と出会えたことが大きな収穫となりました。中国語の授業のオリエンテーションの際、教授が私のことを紹介して下さったおかげで皆関心を持ってくれ、輪に入ることができました。特に、一歳年上の韓国の女子学生と仲良くなり、親交を深めました。
 留学中、たくさんの思い出を作りたいです。9月末の連休には、ソウルに行き韓国の伝統衣装を着て、髪を綺麗にセットしてもらい、たくさん記念撮影をしました。時代劇を初めて見た時から韓服を着ることが夢だったので、叶えることができて本当に幸せな時間でした。11月には釜山旅行の計画を立てています。ランタン祭りに行きたいです。カラオケやサウナ、ネイル、水族館見学・・・、留学中にしたいことリストが徐々に埋まっています。帰国までにリストを網羅し、中国語と韓国語を上達させるのが目標です(籔内りお)。

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中国語コースの学生が伊川谷高等学校で交流授業に参加しました

中国語コース|2023.09.28

 中国語コースの眞島淳准教授が担当する中国語専攻演習(ゼミ)を履修する4年次生15名が、9月8日と15日に神戸市西区の兵庫県立伊川谷高等学校で交流授業に参加しました。昨年より始まったこの交流授業ですが、今年度は4年次生に加え、同校卒業生である1年次生3名も参加しました。同校は本学と高大連携を行っている高等学校の一つで、2年次に「中国語基礎」、3年次に「中国語実践」をそれぞれ週2コマずつ希望者が選択履修しています。
 初回は高校生と本学学生でグループを作り、次回の授業で留学生に尋ねる質問を一緒に考えました。初対面のため、互いに緊張した様子でしたが、学生が率先して高校生に高校生活について尋ねたり、大学生活を紹介するなどして場を和ませました。大学生は高校生に適宜ヒントを出し、一緒に教科書やプリントを使って調べるなど丁寧にサポートを行っていました。
 2回目は、本学国際交流センターの協力で7人の留学生を授業へ招き、事前に考えた質問を用いてインタビュー活動を行いました。高校生は、本学学生や教員からヒントやアドバイスをもらいながら、実際に中国語を使って交流を深め、日中文化やものの考え方の違いにも触れることができました。交流授業に参加した留学生の日本語や大学生の中国語に刺激を受けて「もっと中国語の勉強を頑張りたい」、「もっと中国語を話せるようになりたい!」との感想が多く寄せられました。
 参加した中国語コースの学生は、「教えた高校生の方々は皆さん意欲があって、教えたことをすぐメモを取ったりちゃんと相づちを打っていたり、分からないことは質問したりなど、教える方も教えがいがあって、楽しかったです。大学生は初心を思い出し、高校生はなんとなくの先輩像が掴めて、お互いに刺激されて、いい発見がいくつもあったと思います。こんな学生ばかりなら先生になってみたいと思いました。」「前回は高校生として授業を受けていましたが、今回は大学生として高校生達に中国語を教えることに新鮮さを感じました。 4回生の方と一緒に教えるのでとても心強かったです。 高校生達に教えることが意外と難しかったです。 最初は高校生も緊張していて話すことをためらっていたのですが、だんだん打ち解けることができ、お互いに楽しい時間を過ごすことができたので良かったです。4回生の方のように、中国語を聞かれた時にすぐに答えることができるように頑張ります。」と感想を寄せました。

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2023年度の第2回目のオープンキャンパスが、8月10日(木)、11日(金・祝)にポートアイランド第1キャンパスにて開催されます

学部|2023.07.19


2023年度の第2回目のオープンキャンパスが8月10日(木)、11日(金・祝)にポートアイランド第一キャンパスにて開催されます。

英語コース・中国語コースの「全員留学」が特色のグローバル・コミュニケーション学部も参加します。

グローバル・コミュニケーション学部の教員や学生が学部の魅力をお伝えしますので、ぜひ学びを体験しにきてください!当日、ご質問があれば教員や学生にいろいろと聞いてくださいね!

詳細は、大学サイトからご確認ください。

お申し込みはこちらからお願いいたします。

中国語コース1年生が孫文記念館(移情閣)を見学しました。

中国語コース|2023.07.18

 2023年7月15日(土)、中国語コースの1年生が、入門ゼミナールにおける学外研修の一環として神戸市舞子公園内にある孫文記念館(移情閣)を見学しました。この記念館は、中国の革命家・政治家・思想家である孫文を顕彰する日本で唯一の施設です。公益財団法人 孫中山記念会の主任研究員である蒋海波氏より、博物館資料室の展示に沿って、辛亥革命という民主革命を起こし、アジア最初の共和国を打ち立てた孫文の生涯、日本と孫文、そして神戸(華僑)と孫文の関係についてわかりやすく解説していただきました。また、八角三層の楼閣である移情閣部分では、神戸で活躍していた中国人実業家・呉錦堂と孫文の関係にもふれ、移情閣の成り立ち、構造だけでなく金唐紙、扁額、天井装飾、暖炉とタイルといった当時の華商の別荘文化を反映した非常に手の込んだ内装についてもご紹介下さいました。二階部分では、呉錦堂の生涯、移情閣の変遷だけでなく、「博愛」、「天下為公」といった非常に貴重な孫文自筆の書も目にすることができました。
 今回、初めて記念館を訪れ、日本で唯一の孫文記念館が神戸の地にあることに驚いた学生も多かったようです。学生からは、「『博愛』や『天下為公』などの孫文直筆の書の展示をみて、中国の精神が、神戸に受け継がれていると考えました。座右の銘とした孫文の書の筆運びから力強さを感じました。これらの孫文の書は、中学校・高校時代の資料集でみたことがあったけれど、足を運んで実物をみると、これまでになかったものを感じました。中国語という言語のみを学ぶのではなく、地元の神戸との関係を学ぶことで、中国についてより深く学んでいきたいです。」、「孫文という人が神戸と関係を持っていて亡くなる1年前に日本を訪れて講演を開いていることに初めて知ることが出来ました。孫文の講演会で話されてた内容がとても気になったので図書館で本を探したりインターネットで調べてみたいと思いました」といった感想が寄せられ、学生たちは今回の見学を通して、大学が位置する神戸と中国語圏の深い関係性、言語を学ぶことを通して社会文化を探究する奥深さなどを改めて感じたようです。
 今回、孫文と日本、そして孫文と神戸という観点から、学生が今後本学における学習、研究を行う上で必要な知見を深める機会をいただいた孫文記念館関係者の皆様、蒋海波氏に心より感謝申し上げます(眞島 淳)。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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