HOME > これからのグローバル ・コミュニケーションとは?

経済・社会・文化がつながり、新しい課題にも直面。

グローバルという言葉が一般的になったのは、ベルリンの壁が崩壊し、「資本主義」と「社会主義」の二局対立が消えた1989年以降のことです。

当初はグローバル化が進むことで、これまでバラバラだった国々が、平和なひとつの世界としてまとまっていくと考えられていました。しかし現在の社会をみると、異なる文化を持つ国・人の接点が増えたことにより、同時にさまざまな問題も起こっています。

例えば、グローバル化が進むことで市場の競争が激化。これは経済・社会の発展を促進しましたが、同時に貧富の格差を広げ、環境問題を深刻化させる原因にもなりました。また一方で人々は、自分と価値観の異なる人たちとどのように関係性を築くかという多文化共生の課題にも向き合うことになりました。

他国の七と関わって、新しいコトを起こす力を。
グローバル化する社会の中では、どんな能力が求められるのでしょうか。

まず第一に、他国の人と意思疎通するための言語力が必要です。外国語の中でもとりわけ英語は現在、国際共通語としての役割を果たしていますし、中国語は今後ますます重要度が増すと考えられています。

第二に、異なる価値観を越えて関係構築する力が必要です。自分にとって異質な文化・習慣を持つ人たちを認め、受け入れることができなければ、人・モノ・情報が地球規模で流動する社会の中でチャンスをつかむことはできません。

そして第三に、社会に新しい価値を創造する力が必要です。グローバル化によって生まれたさまざまな機会を生かし、新しい変化を自分から起こしていく意志を持つ人こそがこれからの社会のキーパーソンとなっていくでしょう。


磨くのは、語学力だけではありません。
2015年4月にスタートする、神戸学院大学のグローバル・コミュニケーション学部は、グローバル化する社会の中でたくましく活躍する人を育むための学びです。

質の高い外国語教育を行うだけでなく、異なる価値観を持つ人たちとコミュニケーションし、その関わりを通して、自発的に何かを実現していく実践力を培うことまでを教育の目標としており、外国語学部ではなく、あえてグローバル・コミュニケーション学部としました。

ポートアイランドキャンパスに誕生する新しい学舎に、受け身ではなく、つねに積極的な姿勢でグローバルな社会に関わっていく学生たちが集い、お互いに刺激し合って学べる環境を実現したいと考えています。