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身につける力
外国語を話せるだけでなく、人の心に訴え、ビジネスや社会を動かす「発信力」を身につける学部です。

もしあなたが通訳や翻訳の専門家として、企業の国際ビジネスをサポートしたいなら、外国語のプロフェッショナルを目指すべきでしょう。

しかし、もしあなたがサポーターではなく、自分自身で国際ビジネスを動かしていくことを望むなら、語学力だけでは不十分です。メールや対面などでのやりとりを通して外国人担当者の信頼を獲得し、パートナーとして認めさせ、ビジネスを具体的に進めていく高度で実践的なコミュニケーション能力が必要です。

グローバル・コミュニケーション学部は少人数環境の中で、一人ひとりの学生がそんな総合力を身につけることを目指しています。
あなたも、自ら将来を切りひらく強さを手に入れてください。

英語や中国語などの言語を活用する能力を高いレベルで追究すると共に、その言語を活用した実践的なコミュニケーション能力を磨きます。
外国人とやりとりすることは、日本人同士のやりとりと何が違うのか、外国人はどんな文化を持ち、どんな視点で物事を見ているのか、外国人とプロジェクトを成功させるにはどうすればいいのかなどをしっかりと理解した上で、自分自身の言葉で世界の人たちに発信し、ビジネスや社会を動かしていける人を育みます。

人を動かし、社会を変えていく「発進力」

卒業生インタビュー
グローバル・コミュニケーションの現場では、流暢に外国語が話せること以上に、「何を話すか」がさらに重要だからです。

徳島大学大学院(武漢大学に留学中)
千田 豊さん
2012年 神戸学院大学 人文学部卒
私は中国の歴史を研究する中で多くの中国人と接してきましたが、彼らとコミュニケーションする上で重要なことは、言語能力だけではありません。たとえ言葉が稚拙でも、伝えようとする姿勢があれば、それは伝わるもの。言葉以上に、伝えるべきことを持っているかどうかが重要と言えます。
皆さんには、「外国語を通して何をしたいのか」という自分の目的を、早めに見つけてほしいと思います。

教員インタビュー

「自分の気持ちを伝えたい」という意欲を形にすることができれば、必ず相手に受け入れられてもらえるようになる。
神戸学院大学 副学長 伊藤 茂
自分の気持ちを伝えようとするとき、もしかすると上手く伝わらないんじゃないか、と不安になったことはありませんか? 初対面だとか、敬語が苦手だとか、共通の話題が見つからないとか。しかし、そういう不安を克服できないと、コミュニケーションをとるのは難しい。まして外国の人が相手ならば、語学力も必要です。
本学部では、外国語の授業時間数を豊富に確保して語学力を鍛えるとともに、あらゆる授業でコミュニケーションに必要な方法と技術を獲得するための学びを用意しています。
例えば、全員留学や学内における日常的な異文化交流は、外国語によるコミュニケーションが普通のことだと教えてくれるでしょう。ワークショップ形式の授業では、あらゆるコミュニケーション場面に自信を持って立てるよう鍛えられるはずです。
そうして、国境や文化など関係なく、どんな相手にも受け入れてもらえる魅力的な自分に成長していくのです。それが、本物のコミュニケーション能力を持ったグローバル人材だと考えています。