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中国語コース1年生が神戸華僑歴史博物館を見学しました。

中国語コース|2023.06.15

 2023年6月14日(水)、中国語コースの1年生が、入門ゼミナールにおける学外研修の一環として神戸華僑歴史博物館を見学しました。博物館事務長であり、神戸大学名誉教授である安井三吉先生より、「華僑」と「華人」の違い、神戸開港から現在に至るまでの150年間に渡る神戸華僑の歴史、神戸華僑歴史博物館が設立されたいきさつなどについて解説していただきました。今年度の解説では、日本在留外国人数を題材に、中国だけでなく様々な国・地域にルーツを持つ人びとが日本各地で生活していることをお話しくださり、本学が位置する神戸における多文化共生について考えるきっかけにもなりました。
 今回初めて神戸華僑歴史博物館を訪れた学生も多く、「1995年の阪神淡路大震災では48人の華僑や華人、留学生が犠牲となりました。そのとき南京町が率先して炊き出しを行って、地元の人々とともに協力し合いながら乗り越えて来たのだと思い、感動しました。」、「その土地の特色を勉強することは、その土地がどのような歩みで発展してきたのか、その土地がどのような時間を過ごしてきたのか、それを理解することに値すると思います。これらのことを理解することで、土地や伝統、文化、地域の発展に繋がるんだなと感じました。」など、学生たちは安井先生の解説を聞いて様々な刺激を受けたようです。
 学生たちは、学期末に「神戸と外国文化」というテーマのもと、ペアで研究タイトルを決定し、調査活動を行った後、プレゼンテーションを行うことになっています。今回の見学をぜひ、学期末プレゼンテーション、そして今後本学における学習、研究のヒントにしてほしいと思います。今回、神戸華僑という視点から、本学が位置する神戸市の多文化共生の特徴について学習する機会をいただいた機会をいただいた神戸華僑歴史博物館の皆様、安井三吉先生に心より感謝申し上げます。(眞島 淳)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

https://kobegakuin-gc.jp/

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