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Category: 中国語コース

【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の廣畠慎之介さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.04.09

 日本を離れて一か月が経ちました。この一か月だけでも、私は様々なことを経験しました。

 最初の一週間はクラスのみんなで色々な所に出かけました。特に楽しかったのは六合夜市に行った日です。六合夜市は高雄でも最大級の夜市で、露店で様々な台湾料理を楽しみ、周辺の観光名所へも行きました。

 日常生活では、国際寮で台湾人のルームメイトの方々と一緒に住むことになって一週間が経ちました。私はなんとか中国語でコミュニケーションをとろうと会話を試みましたが、現地の方の喋るスピードはとても速く、中々聞き取りづらいです。また、行きつけの中華料理店では、店員の方が気を遣って、私の中国語の能力に合わせてゆっくり話してくださっているのが現状です。学校主催のイベントもありましたが、中々会話が成り立たず存分に楽しむことができませんでした。

 先日は紅毛港保安堂という所を訪れました。ここは太平洋戦争で亡くなられた旧日本兵の遺骨が収められているほか、安倍晋三元総理の石像が祀られています。そこで私は一人の日本人男性と出会いました。その方はこの保安堂で日本人観光客に対する案内をしている方で、その方と様々なお話をました。途中で「君はどうして中国語を学び、何をしたいのか」という話題になりました。私は「中国語を習得して、中国語圏専門の貿易会社で働きたい」という目標を述べ、そのために会話のトレーニングをしているが中々上達しないという悩みを伝えました。その男性は、「私は好きな中国映画でわからない単語があればすぐにメモをしてピンインを書き、何度も巻き戻していた。それを何度もやっているといつの間にか話せるようになった」とおっしゃっていました。

 これまで私の中国語のコミュニケーション能力が中々上達しなかった理由は、授業のための中国語を意識しすぎて様々な台湾の文化を見ていなかったからだと考えています。単語であろうと文法であろうと、そして会話であろうと、台湾のサブカルチャーの中に全て揃っています。保安堂で出会った日本人男性がおっしゃったように、サブカルチャーに触れることを通して語学レベルを上げる事ができると思います。このアドバイスを元に、わからないながらも授業以外の日常生活でも、現地のテレビを視聴したり中国語の音楽を聴くなどして、たくさんの「生きた中国語」に触れて、頭で考えるだけでなく間違いを恐れず自分の口で話してみることが大切だと改めて感じました。(廣畠慎之介)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の谷澤英興さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.04.02

 留学に来て1ヶ月あまりが経ちました。台湾に来たばかりの頃は、聞き取ることも話すこともあまり出来ず、スーパーで買い物したり食事に行くことも大変でしたが、生活するにつれて徐々に会話が出来るようになり、外出するのが楽しくなっていきました。

 授業が始まると、交換留学生の授業はグループワークなどで他国の留学生と積極的に交流を行うような方法で行われていました。最初はすこし緊張しましたが、とてもフレンドリーに接してくれる人ばかりで、今では毎日楽しく授業に参加しています。

 台湾の文化についての授業では、茶文化と太極拳の体験に取り組みました。どれも初めての体験で、とても新鮮かつ楽しい経験でした。

 最近は寮のロビーで他国の留学生や台湾人とおしゃべりをしたり、一緒に食事や観光をしたりすることが増えました。学習したことを日常でアウトプットする機会が増えたことで、日本で学習していた頃より会話がしやすくなってきました。来週には大学で運動会が開催されるので、新たな交流の機会にワクワクしています。

 また、留学生同士は英語でコミュニケーションする事がよくあるので、中国語の能力を鍛えるだけでなく、英語学習にも挑戦してみようと考えています。とても充実した学習環境の中で生活しながら、残りの期間でより成長出来るよう日々努力して、より積極的な姿勢で留学生活に臨んで行きたいと思っています。(谷澤英興)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の小山彩花さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.04.02

 台湾に留学に来てから、1ヶ月あまりが過ぎました。寮での生活にも大分慣れてきましたが、やはり家が恋しくなる時があります。

 土日になると私はいつも高雄の近くを観光しているのですが、日本にはないものばかりで、何度行ってもまだまだ新鮮な気持ちになります。最近では蓮池潭や瑞豐夜市、哈瑪星鐵道文化園區や西子湾に行きました。特に私は哈瑪星鐵道文化園區がお気に入りで、戦時中にも使用されていた昔の鉄道などを間近で見ることができて、大変嬉しかったです。

 また、夜市では黒糖タピオカミルクティーや地瓜球を食べました。夜市では毎日違う屋台が並んでいるので、何も買わずに回っているだけでも面白いです。初めは食事が口に合うかと少し不安でしたが、幸い口にも合って毎日が楽しいです。

 授業では自分の意見を話すことが多く、最初の方は上手く言葉にすることができずに黙ってしまう事もありましたが、今では堂々と発表することができるようになりました。また、留学の一番の不安要素だった繁体字にも大分慣れてきて、文章も詰まらずに読めるようになりました。

 授業では海外の学生とも交流し、色々な人の意見に触れることができて、自分の視野が広がった気がします。これからも積極的に色々な人と交流して、自分の視野を広げていきたいです。残りの期間も、楽しんで過ごしていきたいと思います。(小山彩花)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の奥川満利佳さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.03.14

 留学に来て約1ヶ月が経ちました。初めの頃は話せず、聞き取れず困ることが多かったですが、耳が慣れてきて聞き取れることが増えてきました。私自身、寮の友達や街で会った台湾の家族と仲良くなり一緒に買い物に行ったり、台南に連れて行ったりしてもらいました。

 毎日分からない単語を知ることができるので中国語を勉強するのが楽しいです。また、日本にいる時は簡体字を学んでおり、台湾で使われている繁体字が分からず苦労しましたが、授業を重ねるにつれ分かるようになり今では教科書の繁体字なら意味を理解することが出来るようになりました。

 寮にいても学校にいても放課後でも常にどこかで中国語が聞こえる環境で中国語を学ぶことが出来るのはとても有意義だと感じます。そして、台湾の方が使っている台湾語も教えてもらえるので2つの言語を吸収することができとても面白いです。台湾語も話せるようになり日本に帰るという目標もひとつ増えたので残りの時間もしっかり学習に励もうと思いました。(奥川満利佳)

 

 

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の吉本𠮷浩さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.03.13

 台湾に来て3週間が経ちました。日本では体験できない”刺激”だらけの毎日を過ごすことができています。
 例えば他国の学生は母国語、英語の他に数カ国話せることが当たり前です。だからこそ意識高く学ぶことができています。語学力を上達させる上で重要なのがコミュニケーションです。しかし、現地に来たからと言って自ら何も行動せずにいると時間だけが過ぎていきます。なので少しの勇気を持ち、話しかけるだけでとてもフレンドリーに接してくれます。例として、幼い頃からサッカーをしていたことを活かして学校のグランドや公園でサッカーをしている人に話しかけて一緒にトレーニングをし、ゲームをすることでコミュニティの幅を広げています。今はスポーツを通じて様々な国の人と仲良くなり外部のサッカーチームの試合にも出場しています。

 そのほかにも宿舎のロビーにいる外国人に積極的に話しかけることで中国語のみならず英語学習もできます。友人に英語も学びたいと伝えると数日後にはイギリス、フランス、台湾人たちと共に食事にも行きました。食事中は中国語、英語を交えての会話で日本では体験できない非日常的な空間で言語を学ぶことができています。また、学習のなかで実践していることは寝る前に学習し朝起きてからまた復習します。そしてその学んだ単語、文法を会話でアウトプットすることで覚えています。

 留学期間で更に自ら行動し言語学習だけでなく1人の人間として成長したいと考えています。(吉本𠮷浩)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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 【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の辛炯星さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.03.06

 留学が始まり2週間ほどがたちました。こちらでの生活は日本にいる時とは全く違うものになっています。まず初めに生活面での発見や体験です。台湾に来てまず驚いたことは台湾の気温についてです。台湾の気温は日本と比べると比較的高く、初めに台湾に到着した際の気温は27~28度ほどでした。最初はこの気温の高さに慣れず外に出ることも少なくなっていましたが、一週間が過ぎた頃には慣れてきて台湾観光やトレーニングにも行くことができるようになりました。

 次に驚いたことは台湾の人の自由さです。以前、バスに乗車した際にバスの運転手が運転席から離れてそのまま外に行ってしまいました。そして3分後ほどに運転手が戻ってきたのですがその手にはテイクアウトのご飯が握られており目的地にも時間通りには着きませんでした。日本ではすべての交通機関が時間通りに運行しており1分遅れただけでも乗客にお詫びの連絡がありきっちりしています。台湾では日本では見ることのできないような自由さが沢山見ることができとても面白いです。

 次に勉強面です。授業はすべて中国語で進められます。授業のおかげでリスニング力は少しずつ上がっているのでこれからの私の課題は中国語を使って流暢に話すことと発音です。その為に毎日寝る前に単語とその単語の読み方を勉強しています。留学が終わるころには完璧に理解できるようになれるように頑張ります。(辛炯星)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の伊藤優月さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.03.06

 2月19日から始まった台湾への留学ですが、あっという間に3月になりました。寮へ到着して就寝するまでに様々なハプニングが起き、戸惑いばかりで初日からこの留学をやり切れるのか不安しかないというのが最初の印象でした。

 授業が始まるまでの準備期間。日用品を揃えつつ、どこへ行こうか、何をしようかと友人たちと共に考えつつ、挑戦してみたのは初めての遠出です。バスに乗って遠くに行ってみよう!と意気込んだものの、バスに乗るだけで驚きの連発でした。先生方や先輩方から『日本のバスとは違う』と聞いていましたが、乗ってみると本当に違いました。まず、バスが速すぎました。席がなく、立った状態で乗車するとつり革なしに立つことは不可能ですし、持った状態でもかなりふらつきました。また、日本と違って各駅に止まるのではなく、乗りたい人が手をあげなければ通り過ぎていきます。この知識を得る前まで運良く手を挙げずに止まって頂いてたので、本当にラッキーでした。

 授業が始まり、本格的に学校生活が始まりましたが、想像よりかなり楽しく授業を受けています。まず、先生方がかなりフレンドリーです。常ににこにこしていますし、私の下手な中国語でも聞き取ろうと真剣に聞いてくれます。明るく、質問もしやすい空間のおかげで、本当に学ぶことが楽しいと感じています。(伊藤優月)

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中国語コース2年次生 小山彩花さんが在日華僑華人青少年中国語スピーチコンテスト大学生の部において準優勝に輝きました

中国語コース|2024.01.25

2023年12月24日、「中華杯・第17回在日華僑華人青少年中国語スピーチコンテスト」が神戸中華会館において開催され、グローバル・コミュニケーション学部中国語コース2年次生の小山彩花さんが大学生の部で準優勝に輝きました。

このコンテストは西日本華文教育者協会、関西漢語(中国語)教師交流協会が主催し、NPO法人中国語教育推進協会の協力のもと開催されているものです。小学生から大学生まで60名が参加し、コンテストはスピーチと古詩朗読の二項目で審査が行われました。

「大学で約二年間学んだ自身の中国語の実力をぜひ試してみたい」という強い思いをもって、小山さんは今回のコンテストに臨みました。

小山さんのスピーチの題目は「我的2023(私の2023年)」。中国語を使ってたくさんの人と交流することを目標として、自宅でなるべく中国語を使うようにしたり、中国語のお笑いやドラマを見て中国語を勉強するように取り組んだ一年について話しました。そのおかげで、大学生活でも中国人留学生の方々と積極的に中国語を使って話をするようになるなど中国語に関する意識の変化が起こり、2023年は自身の中国語力が飛躍的に伸びた一年となったと振り返りました。また、この成長は先生方のご指導の賜物でもあり、自身の努力の結果でもあるので、これからも引き続き中国語学習を頑張っていきたいという抱負でしめくくりました。

また、古詩朗読について、小山さんは「このコンテストに向けて、どれだけ忙しくても毎日一回必ず音読し、何度も何度も練習を重ね、詰まらなくなるまで何度も音読しました。また、詩の意味をしっかりと考えて覚えるように心がけました。」とコンテストに向けて練習に練習を重ねた日々を振り返りました。

小山さんは「受賞した時はとても嬉しかったですが、ミスをしてしまったり、感情を言葉に乗せきれていなかったり、自分に足りないことが見えてきて、まだまだ成長の余地があるなと思いました。大学で二年間中国語や中国のことを学んで、より中国語の魅力に気がつくことができました。“活到老,学到老。”ということわざのように、これからも中国語の勉強を続けていきたいと思います。」と今回の受賞の感想を述べています。

これからセメスター留学も控えている小山さん。留学生活を通して楽しみながら自身の中国語力に磨きをかけ続けてほしいと思います。

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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の牧愛実さんからレポートが届いています。

中国語コース|2024.02.29

 台湾に来てから一週間程経過しました。到着して2.3日はみんなで生活用品の買い物をしたり、寮付近を探索しました。来てすぐの時は、寮での生活にもあまり慣れませんでしたが、毎日新しいことをすることが出来たり、初めての体験ばかりで充実した留学生活を送っています。

 私は台湾に来て最初の週末に台北に出かけました。その道中で人に道を聞くと、とても親切な人が沢山いて助けられました。台湾の方にご飯をご馳走してもらった時に、ご飯を少量残していると、そのご飯はおいしくないという意味になると教えてもらい、文化の違いを感じました。

 更に、九份や十分にも行き、様々な種類の台湾料理を食べました。日本とは少し違って、沢山の香辛料が使われている食べものもあり、少し独特な匂いがするものもありますがどれも美味しいです。九份などの雰囲気はとても台湾を感じることが出来て、夜に行くととても綺麗でした。十分は年に一度のランタン祭りに行くことができて、沢山の人で賑わっていました。

 大学が始まってからは、2日しか経っていません。少しずつ大学の生活に慣れながら、予習復習を欠かさず充実した留学生活が送れるようにしっかり勉強したいです。課外活動や大学の行事にも積極的に参加して、少しでも交流の場を広げて、中国語を話すことができるチャンスを自ら見つけたいです。(牧愛実)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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「日本を飛び出し、海外で働くことへ挑戦しよう!」講演会開催

中国語コース|2024.01.22

2024年1月17日、3年生対象の「中国語専攻演習Ⅰ」(大濱ゼミ)において、本学経済学部の先生とのコラボ授業を実施しました。竹治康公教授と「中国の経済」の授業をご担当くださっている清原学先生(プレシード代表)のお二人をお招きし、「日本を飛び出し、海外で働くことへ挑戦しよう!―語学以外に必要なこと」と題する講演をしていただきました。

 まず日本の経済状況について、一人当たりのGDP世界ランキングが1992年4位から2022年31位に凋落、衰退国へ。先進国のイメージをひっくり返された学生たちは衝撃を受け「価値観や考え方が変わった」とのこと。今後はアジア市場を確保することが日本の重要戦略になる。お二人の軽快な掛け合いトークが繰り広げられ、長年東アジア、東南アジア現地企業のマネージメントのお仕事に携わってこられた豊富な実務体験をもとに、海外で働くことのメリットや作法、心得などについて、さまざまなアドバイスをしていただきました。

2か国語ができればよい、しかし語学だけではだめ、コミュニケーションをとるためにはそれぞれの国の歴史や文化を学んでしっかり理解しておく必要がある。「話せばわかる」、「日本人の心意気」、「割り勘」などは通用しない。日本企業の海外子会社に赴任すると若くして責任ある地位に就く機会があり、帰国後は本社で重要なポストへの道が開ける、海外では生産管理、営業、人事、財務管理、政府との折衝など一人でやらなければならず自ずとたくましくなる、女性活躍が推進されているので、女子学生も就活でアピールしてがんばってほしいなど、現在就職活動中の3年生の視野を広げ、激励していただきました。

学生からは「海外で働くことも視野に入れていきたい。21年間生活をしてきた日本を離れて、全く別の国で一から人間関係を築き、文化を学ぶことも楽しそうだと思った。」、「日本人の遠慮がちな文化より、海外の思ったことを積極的に発言し、高め合い、上を目指すマインドに刺激を受け、人として成長していきたい」という感想が寄せられました。

 貴重なお話をしてくださった竹治先生、清原先生、どうもありがとうございました。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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