気づけば日本に帰るまで残り一週間を切ってしまいました。この留学生活を振り返ると、本当に色々な経験ができたと思います。台湾での留学生活は、毎日充実した日々ばかりでした。今では一人でいろいろなところに行き、一対一で店員さんと話したり、休みの日にカフェに行ったり、フランスからの留学生達と食事をしに行ったり、ピクニックやボーリングをしたりして、とても楽しく過ごすことができるようになりました。

　最近では、偶然ジムで出会った人と仲良くなり、色々なところに遊びに連れてってもらいました。この旅で改めて、人生は偶然と偶然の重なり合いなのだなと実感しています。現地の人と関わる機会が増え、自分では行こうとしていなかった場所や初めて口にする食べものに接する毎日は、私にとってすべてが“学び”で楽しいです。

　台湾に来てから、ダニなどの虫にやられたり、体調を崩したりすることもあり、帰りたいなと思った時期もありましたが、今では台湾にもっといたいと思うほど、台湾が楽しいです。いろいろな人から様々な影響を受けました。台湾留学は短期間なので、時間を無駄にしたくないという気持ちが強くなったため、以前よりも計画性を持って行動するようになり、いい意味で性格が変わったような気がします。また、授業で自分の意見を聞かれることが多かったので、自分の意思を中国語で伝えることもできるようになって、成長したなと思います。この留学で色々な出会いができて良かったです。（松山夏己）

神戸で中国語を学ぶ：神戸学院大学　グローバル・コミュニケーション学部