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英語コース4年生の2名が教員採用試験(中学校・英語)に現役合格しました!

2023.10.10

英語コース4年生の橋本未来さん(写真左)、石井咲良さん(写真右)が令和6年度福岡県公立学校教員採用選考試験(中学校・英語)に合格しました。合格までの道のりや後輩へのメッセージをお聞きしました。

教師を目指そうと思った理由を教えて頂けますか。

石井さん:小学校、中学校、高校と沢山の教員に様々な場面で助けられたので私も同じように悩みや問題を抱えている生徒の助けになりたいと思ったからです。なぜ中学校教員なのかというと出会ってきた方の中で一番親身になって相談に乗ってくれた方が中学校の先生だったからです。

橋本さん:中学校の英語の先生の授業を受けたことと高校の先生に助けてもらったのがきっかけです。私自身英語があまり得意でなく、苦手意識がとてもありました。中学校時代の先生の授業は、アクティビティが多く、とても楽しかったのを今でも覚えています。授業を受けていく中で、英語の面白さに気づき、私も英語の楽しさや面白さを子どもたちに教えたいと思いました。その他にも、高校生の時に精神的に病んでしまったときに、当時の担任の先生が全力でサポートしていただき、私も生徒のために何かしたいと思いました。

グローバル・コミュニケーション学部での学びについて教えて頂けますか。

石井さん:グローバル・コミュニケーション学部には、今まで学んできた知識をアウトプットする授業が沢山あります。オールイングリッシュの授業もあるのでリスニングの力もつきます。また、ホスピタリティや観光学、心理学を学ぶことができるので将来への視野が広がります。三回生は全員留学するというカリキュラムが組み込まれているので留学したいと考えている人はすごくお勧めです。

橋本さん:グローバル・コミュニケーション学部では、基礎英語を中心に多くの時間英語に触れることができました。そのほかにも文化について学び、実習の授業や模擬授業の導入で用いたこともあります。1年目は新型コロナウイルスにより思うように教科教育の授業等を受けることができませんでした。そんな中でもイギリスに渡航して現地で様々な教育を受けることができました。留学での経験も強みとなり自分の自信へつなげることができました。

この4年間の大学生活はどのようなものでしたか。

石井さん:一回生の時にコロナが流行り、私は一年間家で遠隔授業を受けていました。二回生からは遠隔授業、対面授業のハイブリット型になり家や大学で講義を受けました。三回生の時にはカナダへ留学に行きました。私は社交的ではありませんでしたが、留学後、行動力が身に付いたのか外によく出るようになりました。そして四回生になると友達と展示会や博物館、カフェによく行くようになりました。教員採用試験の勉強をするときは大学にある教職教育サポート室*へ行っていました。

橋本さん:私はスクールサポーター制度等には参加していませんでした。でも、今思えば行っておいた方がよかったなと少し後悔しています。

大学3年の後期から大学内にある教職教育サポート室に行き、専門科目(英語)を中心に勉強をしていました。そこでは教員採用試験の試験対策や英検対策など様々なことを先生がサポートしてくださりました。模擬授業練習会等にも積極的に参加し、授業スタイルの確立や自分の課題を見つけることができました。

お二人が考える理想の教師像とはどのようなものですか。

石井さん:生徒全員に対して平等に接し、生徒の言動をなるべく否定せず信じる教師が理想だと考えています。生徒から頼られるにはまず、教師が彼ら、彼女らを信じ、生徒から相談に乗ってくれる人であると思ってもらうことが大切です。安心して悩み事を相談してくれるように普段から生徒とコミュニケーションを取り、何か普段と違ったことがあれば気にかける、寄り添うようにしたいです。

橋本さん:私の理想の教師像は、生徒ともに成長できる教師です。中学生は一番多感な時期であると思います。そのなかで、生徒が成長していく姿を見られることがこの仕事の中のやりがいだと考えています。自分自身も生徒から学ぶことがたくさんあると思います。生徒とたくさん関わり自身も成長できるようにしていきたいです。

最後に学校の先生を目指している英語コースの後輩達へメッセージをお願いします!

石井:勉強は早めに取り組んでください。また、一人で黙々とするのではなく、同じ志を持った友達と勉強したり経験豊富な先生方を頼ったりしてください。調べものや勉強内容が沢山あるのでストレスを溜めすぎないように頑張ってください。

橋本:どれだけ頑張っても不安はついてきます。試験が終わるまでモチベーションを保つのは難しいと思いますが、今やっていることややってきたことは絶対結果につながると思うので自分を信じて頑張ってください。そして教員採用試験は1人で戦うのは大変です。一緒に戦う仲間を大切に切磋琢磨しながら頑張ってください。応援しています。

*教職教育サポート室
教職課程を履修する学生を様々な面で支援する神戸学院大学の施設。教育現場に立ち続けたベテラン教師から勉強の方法から進路の悩みまで、教職を知るプロが相談に対応してくれます。

神戸学院大学 教職教育センター

https://www.kobegakuin.ac.jp/cte/