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英語コース荒島ゼミで、神戸市職員がブルーカーボンの取り組みについて英語で講演されました。

2021.12.23

英語コース2019年度生荒島ゼミで、神戸市職員による英語での講演が行われました。タイトルは”Blue Carbon Initiatives in Kobe City(神戸市におけるブルーカーボン・イニシアチブ)”で、LUCHUK Levko氏(神戸市市長室国際部国際課国際渉外専門官)が気候変動問題とその解決のための取り組みについてお話しくださり、金井和之氏(神戸市企画調整局つなぐラボ 連携推進専門官)が神戸市の取り組みについてお話しくださいました。

ルチュク氏の講演では、温暖化によって起こりうる最も悲観的なシナリオでは2050年までに気温が8-10度上昇し、体温より気温が高くなった上に湿度が90%以上になると、汗をかけないので体温を下げることができずに、その場所は人が住めなくなる、とのことでした。経済発展を止めないために炭素・二酸化炭素を全く使わなくすることはできないので、それらを吸収させる取り組みが必要です。木に吸収させるグリーンカーボンの取り組みでは、葉が落ち、木が30-40年後に朽ちると、いったん吸収された炭素・二酸化炭素が大気に戻ります。一方で、海藻等に吸収させるブルーカーボンや(淡水における)ティールカーボンの取り組みでは、海藻等が朽ちたとしても、水面下の土壌に炭素・二酸化炭素はとどまるので、大気に戻ることがありません。

金井氏の講演によると、「海と山が育むグローバル貢献都市」を掲げる神戸市は、須磨海岸(須磨区)と烏原貯水池(兵庫区)を舞台に、ブルーカーボンを活用した二酸化炭素削減に挑戦しています。
また、神戸市、朝日新聞、関西学院大学生を中心とする学生団体 “Re.colab KOBE” がコラボして「ko-do 神戸の鼓動、行動にうつすチカラ。」というホームページがたちあげられています。神戸学院大学生もこの活動にご一緒しませんか?

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

https://kobegakuin-gc.jp