Topics中国語コース
3年次生の奥野史織さんによる大学推薦型プログラム「大連理工大学中日同窓友情サマースクール」のレポートをお届けします。
2025.10.06

この夏、私は大連理工大学で行われた、大学推薦型プログラム・2025年度大連理工大学中日同窓友情サマースクールに10日間参加しました。このサマープログラムには1年生の時から参加したかったのですが、なかなか都合が合わず毎回見送っていました。今回、やっとこのプログラムに参加することができ、本当に良かったです。

プログラムに参加した感想ですが、このプログラムには間違いなく行く価値があったということができます。このサマープログラムでは、滅多にない出来事を沢山体験することができました。プログラム内では、グループに振り分けられ各グループで行動しました。日本人8人、中国人4人のグループでしたが、中国人の参加者はみんな日本語が堪能で、すぐに打ち解けることができました。日本人側でも、様々な地方から学生が参加するので、それぞれの出身地ならではの話や、おすすめのお店を共有して盛り上がりました。中国語と日本語を交えて日常で会話するのでお互いが学びがいのある経験でした。

日本人と中国人が混ざったチームでプレゼンを作り、発表が表彰されるという経験もしました。放課後は遊園地や市場に出かけ、夜はカラオケで盛り上がったり、ときには日本語劇にエキストラとして出演したり、ダンスを披露したりすることもありました。以前の私なら臆していたはずですが、中国人の仲間の明るさと積極性に背中を押され、自然と挑戦を楽しめる自分に変わっていました。「一緒に何かを作り上げる」楽しさを心から実感し、別れが惜しくなるほどの絆ができました。

このプログラムでは、中国の方だけでなく、全国各地から来た学生の方と共に過ごすことができ、私の知らない中国、日本の文化の違いを大いに感じることができました。そうした経験も含め、異文化交流を体験できたと感じた10日間でした。(奥野 史織)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部