Topics中国語コース
中国語専攻演習Ⅱ(大濱ゼミ)にて、ゼミ合宿を実施しました。
2025.07.23
中国語専攻演習Ⅱ(大濱ゼミ)において、講義の一環として、6月28日・29日の二日間、ゼミ合宿を実施しました。今回のゼミ合宿について、ゼミ生である広畠慎之介さんによるレポートを掲載いたします。
中国語専攻演習Ⅱの大濱ゼミでは、卒業研究論文の作成にむけて学修を深めています。4年次のゼミ活動の一環として、中国や日本文化の理解を深める京都合宿をゼミ全体で企画し、実施しました。ゼミ生や先生が寝食を共にしたよき思い出となったこの活動について、紹介したいと思います。

ゼミ合宿は、2025年6月28日から6月29日にかけて実施しました。ちょうど梅雨が明けて晴天となった二日間でした。訪問先として皆で選んだのは外国観光客にも大人気の場所、京都伏見稲荷大社と嵐山です。1日目はさまざまな国の言葉が飛び交う中で、大勢の観光客に揉まれながら稲荷山に登り、千本鳥居を散策しました。夕方、宇多野ユースホステルに到着後、中国出身かつ同志社大学グローバル・コミュニケーション学部出身で起業家の高瀚さん、京都在住の吉村澄代先生にお越しいただき、交流を深めました。高瀚さんには流暢な日本語をどのようにマスターしたのか、故郷大連のこと、京都でのお仕事のことなどご自身の経験にもとづくお話をしていただきました。吉村先生には、中国映画を見たいという私たちの希望におこたえいただき、チャン・イーモウ監督の名作、「あの子を探して」(第56回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品)を全員で鑑賞し、お互いに意見・感想を交換しました。この作品は貧しい農村で小学校の代用教員をすることになった13歳の少女と男の子のお話で、とても感動的な映画でした。

2日目は全員で嵐山へ向かいました。真夏の日差しと観光客の熱気を感じながら渡月橋や竹林の小径を歩き、その先にある嵐山トロッコに乗りました。深緑の渓谷を走るトロッコに揺られながら全員で写真を撮り、大学4年目の記念にしました。

謝辞
今回、アクティビティに参加してくださった吉村澄代先生と高瀚さんに、心からお礼を申し上げます。お二人のお話は、中国語の学習、社会人となって働く上で、たいへん有意義なものでした。私もこれから社会に出て、いろいろな人と出会い、経験を積み、10年後OBとして学生たちに語れるビジネスマンになりたいと思います。そうしたビジネスマンの具体的な姿として、お二人を目標にしたいと思います。(中国語コース4年次 廣畠慎之介)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部