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【広州通信】セメスター留学中の片山晏里さんからレポートが届いています

2018.06.14

こちらにきてから早くも3ヶ月が経ち、帰国の日まで残すところ1ヶ月半となりました。留学先での学生生活は座学だけ留まらず、現地でしかできない交流の場や学びを活かせる場が多々与えられているように思います。

先日には「留学生汉语节目表演比赛(留学生中国語表現コンテスト)」が催されました。このコンテストは日本において大学祭に相当する学内行事で、10分間の発表時間が与えられます。担任の先生のご指導のもと、私は在籍しているクラスの友人たちとこれに出場しました。私たちの発表は詩歌の朗読と、それを基にした曲を歌うというもので、四種類ある詩歌の内容は春夏秋冬それぞれの季節の良さを語る内容や、桃の花から美しい女性と時間の流れの儚さを描写するなど、どれも中国古典の素晴らしさを感じるものです。

発表に先立って放課後居残り練習の時間が設けられたので、以前は交流が少なかったクラスメイトと話すきっかけにもなりましたし、練習の成果としても「優秀賞」をいただくことができてとても嬉しかったです。また、練習期間中に私と藤本さん(神戸学院大学留学生)の誕生日を迎えるということで、担任の先生とクラスメイトがお祝いのサプライズをしてくれました日もありました。

留学先での学生生活と今回の行事を通して、それぞれ異国の地でありながら、なにかの縁により出会うことができたクラスメイトと共に過ごす時間はとても貴重であり、現地で学ぶことの醍醐味なのだと感じました。残すところ1ヶ月半の留学生活を大切に過ごし、帰国後の学生生活や社会でどのように活かすべきなのか考えていきたいです。