台湾生活も残り二週間をきってしまい、時間の流れの早さに驚いています。せっかくなので、残りの時間はなるべく行ったことのない場所やお店に足を運ぶようにしています。行ってみたかったけれどまだ行くことのできていなかった場所をめぐるのが今の楽しみです。

　この間の三連休を利用して、高雄から少し離れた海沿いの場所へ行きました。高速バスで約二時間のところで、観光客も多く訪れていました。整備されたきれいなビーチを見る機会はこれまであまりなかったのですが、近くのベンチに座って海を眺める時間はとてもゆったりしていて、心地よかったです。旅行先での夕食は、夜市で食べることが多いです。その土地ならではの名物や、ちょっと変わった食べ物を試すのが楽しくて、毎回の楽しみのひとつになっています。

　振り返ってみると、台湾での留学生活は本当にあっという間でした。台湾のごはんやドリンク、夜市のある日常にもすっかり慣れてしまい、それが当たり前になっていました。日本に帰ったら、そうした日常がなくなってしまうのかと思うと、今から少し寂しさを感じています。台湾で過ごした毎日は、帰国後もきっと大切な思い出として残り続けると思います。（川本真緒）

神戸で中国語を学ぶ：神戸学院大学　グローバル・コミュニケーション学部