長く感じていた留学生活もあっという間に三か月が経ち、残り一か月余りとなりました。最初のころは言葉の壁や文化の違いなどで慣れない日々を過ごしていましたが、今では積極的に夜市や観光地を訪れ、沢山の人々と交流しながら楽しい日々を送っています。また、最初は聞き取るので精一杯だった授業も、ある程度中国語を聞き取れるようになり、自分の意見を少しずつ伝えられるようになりました。しかし、まだ聞き取れなかったり、意味が分からなかったりすることもあります。そんな時はクラスメイト達が詳しく丁寧に教えてくれます。授業が終わった後には、クラスメイト達とおしゃべりしたり、一緒に図書館に行って勉強したり、ご飯を食べたりしています。

　週末には高雄市内や近郊の観光地を巡ったり、クラスメイト達とスポーツをしたりして過ごしています。訪問先の雰囲気に心惹かれたり、地元の方々の温かさに触れたり、街の中に隠された美しさを見つけたりするたびに、台湾への愛着が深まります。

　残り一か月余りの短い時間を大切に、今しかできないことを精一杯やりたいと思っています。もっと中国語を上達させたい、もっと多くの場所を訪れたい、そして何よりも今回の留学で出会った全ての人々との絆を深めたいです。この留学生活を通して得た学びと経験を活かして、日本に帰国後も成長し続けられるよう、残りの日々を充実させて過ごしたいです。（藤本有加）

神戸で中国語を学ぶ：神戸学院大学　グローバル・コミュニケーション学部