留学から三週間がたち、あっという間に三月になりました。最初の一週間はひどく体調が悪く、ルームメイトに助けられたのも今ではいい思い出です。そして三月になると、高雄のほうでは気温が３０度前後になり、夏が来たのかと勘違いしてしまいそうです。

　私は休日になると神戸学院の同級生やルームメイトとご飯を食べたり、どこかに出かけたりしています。先週は神戸学院の同級生たちと旗津の方までバスで行きましたが、当日は天気も良く、海辺の景色を楽しんだり、海鮮を食べたり、有名な観光地をめぐって写真を撮ったりして、とても楽しく価値のある時間を過ごせました。ですが、高雄から旗津までバスで行くとなると一時間近くかかるうえ、台湾だとバスの運転が少し荒いので、酔い止めが必須でした。

　寮では、台湾人の学生三人と同じ部屋で過ごしています。一人とはかなり打ち解けてきて、一緒に麻雀をしたり、愛河付近のちいかわのバルーンや駁二芸術特区まで一緒に観光しに行ったりしています。

　また、おいしいごはん屋さんもよく紹介してもらっており、ほぼ毎日一緒に食事をしています。そのおかげで台湾での生活や食事にすぐに慣れることができたうえ、その友人は日本語が日本人のように流暢で、授業の予習や課題をする際に私がわからない部分を教えてくれたりもするので、とても恵まれた環境で生活できています。この環境を生かして、きっと実用的な中国語を習得したいと思っています。（木村洋悠）

神戸で中国語を学ぶ：神戸学院大学　グローバル・コミュニケーション学部

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