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【上海通信】華東師範大学に個人留学していた陳理琛さんからレポートが届いています。

2024.06.04

2 大学生活(授業以外)

 大学の授業は毎日8:30~11:45までで、授業が終わると友人達と学食に行きます。校内には4つの学食と3つのカフェ、タピオカ屋が2軒とコンビニが2軒あり、校内施設は全て学生証にチャージしたお金で決済します。

 学食は広く、また各地域の特産物がオーダーでき、辛さや量の変更も出来ます。重慶の窓口では名物の小麺、四川の窓口では火鍋などが食べられ、他にも和食や韓国料理、ハンバーガー、カレー、パスタなど種類はとても豊富でした。また300円(15元)前後で食べられるのも魅力的です。最近日本でも流行り出したM I X U E(蜜雪冰城)というタピオカ店が校内にもあり、学生料金140円(7元)ほどで飲めます。

 通学に関しては、学生寮以外の外部に住んでいる人は交通機関を使用します。電車の乗り方は日本より簡単で、快速や新快速などの区別もなく全ての駅に止まり、路線も数字表記なので分かりやすく、だいたい20~60円(1~3元)でどこまでも行けます。他にレンタル自転車も充実しており、日本で言うLUUPが信じられないくらいたくさんあります、駅周辺だと500台ぐらい止まっています。これもまた安く、30分で30円(1.5元)でした。また、中国では電動バイクに免許なしで乗ることができ、校内だけでなく教室の前まで乗っていけるので、学生にとっては非常に便利な移動手段となっています、私も10月に約5万円(2,500元)で新車を購入して通学に利用しています。車道の横に電動バイクと自転車専用の道が整備されているので、比較的安全に走行できます。ヘルメットを付ければ二人乗りも出来るので、友達と遊びに行くのにも非常に便利です。

 学校が企画するイベントも充実していて、学園祭やツアー旅行、忘年会などに参加しました。学園祭は朝から夜まで開催され、留学生は自国のブースを持っていて、98カ国分ありました。各ブースでは自国の料理や文化を紹介し、販売も行います。日本ブースではおにぎりと味噌汁を販売していました。訪問者は全てのブースを回り、スタンプを98個集めると景品がもらえます。またステージ上では踊ったり歌ったりとても賑やかでした。夜になるとライブ会場かと思うほど盛り上がりました。

 ツアー旅行は2泊3日で2つのコースが用意されており、希望するコースを選ぶ事が出来ます、参加は任意で費用は9,000円ほどでした。私は鎮江と楊州へ行くプランを予約しました。寺院や公園、観光地、商店街、博物館などを見学する充実したプランで、自由時間も沢山あったので、マッサージに何回も行きました。

 年末には忘年会があり、「新年晚会」といいます。18時からスタートした新年晚会は、海外のプロムのようで、学生は近所の美容院で髪をセットしドレスやスーツを着て立食パーティーを楽しみます。舞台では出し物を見たりお互い写真を撮ったりしてすごし、20時ごろから徐々に各々解散し、その後何人かでクラブやバーに行き楽しみました。

 私の華東師範大学での生活は、飲食店や買い物、交通の便が良い点、学校が企画する多彩なイベントなどによって非常に充実したものでした。同時に異なるバックグラウンドを持つ人々と出会い、その文化や考え方を直接学ぶことができ、国際的な視点が養われ、価値観や視野が広がる貴重な経験を得る事が出来ました。(陳理琛)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

https://kobegakuin-gc.jp/