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中国語コース1年生が孫文記念館(移情閣)を見学しました。

 2023年7月15日(土)、中国語コースの1年生が、入門ゼミナールにおける学外研修の一環として神戸市舞子公園内にある孫文記念館(移情閣)を見学しました。この記念館は、中国の革命家・政治家・思想家である孫文を顕彰する日本で唯一の施設です。公益財団法人 孫中山記念会の主任研究員である蒋海波氏より、博物館資料室の展示に沿って、辛亥革命という民主革命を起こし、アジア最初の共和国を打ち立てた孫文の生涯、日本と孫文、そして神戸(華僑)と孫文の関係についてわかりやすく解説していただきました。また、八角三層の楼閣である移情閣部分では、神戸で活躍していた中国人実業家・呉錦堂と孫文の関係にもふれ、移情閣の成り立ち、構造だけでなく金唐紙、扁額、天井装飾、暖炉とタイルといった当時の華商の別荘文化を反映した非常に手の込んだ内装についてもご紹介下さいました。二階部分では、呉錦堂の生涯、移情閣の変遷だけでなく、「博愛」、「天下為公」といった非常に貴重な孫文自筆の書も目にすることができました。
 今回、初めて記念館を訪れ、日本で唯一の孫文記念館が神戸の地にあることに驚いた学生も多かったようです。学生からは、「『博愛』や『天下為公』などの孫文直筆の書の展示をみて、中国の精神が、神戸に受け継がれていると考えました。座右の銘とした孫文の書の筆運びから力強さを感じました。これらの孫文の書は、中学校・高校時代の資料集でみたことがあったけれど、足を運んで実物をみると、これまでになかったものを感じました。中国語という言語のみを学ぶのではなく、地元の神戸との関係を学ぶことで、中国についてより深く学んでいきたいです。」、「孫文という人が神戸と関係を持っていて亡くなる1年前に日本を訪れて講演を開いていることに初めて知ることが出来ました。孫文の講演会で話されてた内容がとても気になったので図書館で本を探したりインターネットで調べてみたいと思いました」といった感想が寄せられ、学生たちは今回の見学を通して、大学が位置する神戸と中国語圏の深い関係性、言語を学ぶことを通して社会文化を探究する奥深さなどを改めて感じたようです。
 今回、孫文と日本、そして孫文と神戸という観点から、学生が今後本学における学習、研究を行う上で必要な知見を深める機会をいただいた孫文記念館関係者の皆様、蒋海波氏に心より感謝申し上げます(眞島 淳)。

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部