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大阪市立総合生涯学習センターと連携して開発した「やさしい日本語で学べる防災学習プログラム」がダウンロードできます
2024.07.12
本学が大阪市立総合生涯学習センターと連携して開発した「やさしい日本語で学べる防災学習プログラム『OSAKA防災タイムアタック!-やさしいにほんごでBOSAI-』」が完成し、6月4日から無料ダウンロードサービスが始まりました。
言葉・文化・慣習の違いや、災害時の情報不足などから 災害時にさまざまなリスクに直面することが考えられる外国人住民などを対象に、地震や災害に関する知識や、必要な備えについて、やさしい日本語で学べる教材です。現代社会学部の前林清和教授が企画し、グローバル・コミュニケーション学部の栗原由加教授とトーマス・シャーロー教授が翻訳を担当しました。
開発にあたっては本学の現代社会学部 社会防災学科の学生と日本語コースの留学生からの意見も参考にしました。開発途中の教材に記載した文章や映像で流れる音声の日本語が理解できるかを留学生に確認してもらい、より分かりやすい表現を探しました。ディスカッションの中では「母国では災害が少ない国の人が、地震を体験したらとても不安に感じると思う」「外国人住民の方も取り残さないよう避難を促すためにも、翻訳アプリをダウンロードしておきたい」など、各々の立場での意見を交わしていました。
学部の枠組みを超えて共同で取り組むプロジェクトは、学生教育の観点からも相乗効果が得られるいい機会となりました。
このプログラムを地域や学校、企業などさまざまな場所で活用してください。
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神戸学院大学 大阪市立総合生涯学習センターとの連携HPはこちら