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【GC学部英語コースの為村講師が佐賀インターナショナルバルーンフェスタに英国チームのクルーとして参加しました】

2025.11.25

国内最大の熱気球の国際競技大会「2025佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が10月30日から11月3日まで、佐賀市の嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催されました。国内はもとより世界中のトップバルーンニスト(気球パイロット)がこの大会に参加し、128機の気球が佐賀の大空で熱戦を繰り広げました。

グローバル・コミュニケーション学部 英語コースの為村啓二講師が英国チームのクルーとして大会に参加しました。このチームは、為村講師が以前勤務していたキャセイパシフィック航空のパイロット教官、ナイジェル・ブラック氏と共に長年にわたり参加してきており、今年もフェスタ部門での参加を果たしました。

チームは過去にフェスタ部門で優勝、入賞の経験があり、今回もトップバルーンニストとして最高の成績を目指すと同時に、世界中のバルーンニストや佐賀市民との交流をチームとして重要な目的としました。

以下は気球競技についての為村講師の解説です。

■熱気球は1783年にフランス人モンゴルフェ兄弟によって作られた熱気球により人類初の飛行に成功し、それはライト兄弟の飛行機初飛行より120年も前のことです。パリオリンピックで聖火が灯されたのが、バルーンであったのはこのことに発しています。
バルーンは飛行機のプロベラや自動車のハンドルのように自由に機体を操縦出来ない為に、バルーンに取り付けたバーナーを点火し、暖かい空気を球皮内に送ることによる上昇と、その空気を排出することによる下降を繰り返し、自然に流れる空気に乗ることにより移動します。競技は大会本部が毎日発表する目的地(ゴール、ターゲット)に正確にバルーンを運び、目的地に投下するマーカーの正確さを競います。佐賀での競技は午前と午後の1日2回行われ、5日間に投下されたマーカーの得点の合計で順位が決められます。

今年は佐賀の国際交流センターを通じて、NHK・Eテレ(教育テレビ)で放映中の『天才てれびくん』からの撮影要請があり、同番組で活躍する「てれび戦士」が、チームが毎年ホームステイでお世話になっている家庭を訪問してチームメンバーをその家族と共に歓迎する企画や、戦士たちが競技に同行してバルーン競技を学ぶなど、為村講師らは3日間テレビ撮影に全面協力しました。

この模様は12月15日(月曜)・22日(月曜)の2日間、Eテレ『天才てれびくん』(17:30-18:30)内で紹介される予定です。(放送予定は変更の可能性もあります)
また、競技期間中パイロットのブラック氏と為村講師が佐賀バルーンフェスタ組織委員会公式ネットでYouTube Live配信のインターネット生中継にも参加して、バルーンの素晴らしさ、佐賀の大会の特徴など説明を行いました。

為村講師は「このように一つの競技を通じて佐賀市民との交流が生まれ、毎年佐賀の地で世界中の競技者と再会し、語り合うことが出来るのは、グローバル・コミュニケーションの醍醐味であり多くの学生の皆さんに伝えてゆきたい事柄の一つです」と話しています。

佐賀インターナショナルバルーンフェスタのページはこちら

インターネット生中継で大会の特徴などを伝える為村講師(中央)
バルーンに乗った為村講師
河川敷の上空を飛ぶバルーンと見物の人たち(SIBFO提供)
川面に光が反射して夜は幻想的な風景 ©Sachio Murakami(村上幸夫氏提供)
バルーンに乗るクルーの人たち

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