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【夏期短期研修でハワイ大学 マノア校より実施された NICEプログラム に参加しました】

2025.10.02

英語コース所属の1年次生1名が8月24日~9月14日でハワイのハワイ大学 マノア校で3週間を過ごしました。

学生からのレポートをお届けします🌴☀🌺

ハワイ
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ホームステイ先での生活

私がお世話になったホストファミリーは、70代の優しいご夫婦で、敷地内には息子さん家族が住んでいました。私は京都の大学から来た学生と同じホームステイ先で、それぞれ別室で生活しました。

生活スタイルは放任主義で、朝食と夕食以外の時間は自由に過ごすことができました。夕食を外でクラスメイトと食べる際には、事前に伝えることで柔軟に対応してもらえ、ストレスなく過ごせました。

朝食と夕食の時間は、ホストファミリーとの貴重な団らんの時間でした。会話はすべて英語で行い、お互いの文化や学校での学びについて話すことで、自然と英語力も向上しました。

食事は肉や魚が中心で、野菜の量は日本の食事に比べて少なめでした。そのため、最初の1週間はお腹の調子が優れず、現地でサプリメントを購入して対応しました。

家のルールは特に厳しくなく、日本での生活と大きな違いは感じませんでした。ただし、シャワーが取り付け式で使いづらかったこと、クーラーがなく扇風機で過ごすこと、土足禁止でありながら外と中の境界が曖昧で床が汚れやすい点など、細かな違いには少し驚きました。それでも、ホストファミリーはとても親切で、毎日が楽しく、安心して過ごすことができました。

1日の過ごし方・週末の過ごし方

授業は毎日12:30から始まり、私はAdvancedクラスに所属していました。クラスによって教室が異なり、私のクラスは毎日別のホールに移動するスタイルでした。

通学には「Holo card」というバス乗車カードを使い、片道約1時間半かけて通いました。車なら30分程度の距離ですが、公共交通機関を使うことで現地の生活にもより深く触れることができました。

授業は50分×4コマで、16:20に終了します。月曜日は通常の授業ではなく、課外活動としてクラスごとにハワイの名所を訪れました。私のクラスでは、ワイキキビーチやカピオラニパークでハワイ王室について学んだり、ライオン・アーボリータムという植物園でハワイ原生の植物について学んだりしました。

週末はクラスメイトと観光やショッピングを楽しみ、ハワイの自然や文化を満喫しました。

NICEプログラムについて

NICEプログラムでは、初日にクラス分けの面接があり、英語力に応じて5つのレベルに分けられます。私はAdvancedクラスに配属され、14人の少人数クラスで学びました。

授業内容はレベルによって異なり、Intermediateクラスではゲームなどを取り入れた楽しい雰囲気だったようですが、Advancedクラスではハワイの歴史や文化、言語について深く学び、プレゼンテーションも頻繁に行いました。

週に3回ほど、ハワイ大学の学生と授業内容について話す「インターチェンジ」の時間があり、現地の学生との交流を通じて、より実践的な英語力を養うことができました。

担任の先生はとても優しく、ユーモアにあふれた方で、クラス全員が彼の授業を楽しみにしていました。毎日が充実した学校生活で、学びと楽しさが両立した素晴らしい時間でした。

印象的だったこと・新たな発見・気づき

特に印象的だったのは、ハワイの文化や歴史を英語で学ぶという体験です。日本ではなかなか触れることのないハワイ王室の歴史や、ハワイ語の独特な表現など、知的好奇心を刺激される内容ばかりでした。

また、インターチェンジの時間に現地の学生と話すことで、教科書では学べないリアルな英語表現や、ハワイの若者の価値観に触れることができました。英語力の向上だけでなく、異文化理解の面でも大きな収穫がありました。

通学の大変さや教室の移動など、慣れない環境に戸惑うこともありましたが、それらを乗り越えることで、柔軟性や適応力が身についたと感じています。

短期研修全体の感想

このプログラムに参加して、本当に良かったと心から思っています。日本全国の大学から学生が集まるため、交流の幅が広がり、早稲田大学や立教大学など、普段はなかなか出会えない学生たちと友達になることができました。彼らとの会話や価値観の違いは、私にとって大きな刺激となり、自分の視野が広がったと感じています。

この3週間で、私の心は確実にオープンになりました。ハワイでは、見知らぬ人にも「あなたの洋服素敵だね!」と気軽に声をかける文化があり、初めは驚きましたが、何度もそのような温かい言葉をかけられるうちに、私自身も積極的にポジティブな言葉を伝えるようになりました。

英語力の面でも、確かな成長を感じています。授業では英語のみで話すことが求められ、ホストファミリーとの会話でも英語を使うことで、自然と英語脳が育っていきました。日本語で話していても、頭の中で英語に変換しようとする自分に気づいたときは、嬉しい驚きがありました。

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部
https://kobegakuin-gc.jp