Topics中国語コース
【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の北山結子さんからレポートが届いています。
2025.04.16
台湾に来て二ヶ月が過ぎました。前回レポートを書いたときの私より、今の私は成長していると自分でも感じています。 休日に、家族や友達が台湾に会いに来てくれました。みんなに少しでも楽しいと感じてもらうために、目的地、交通手段や時間の使い方を考えて計画を立てる経験は、自分の成長につながっていると思います。一緒に過ごした時間はあっという間で、とても大切な時間になりました。私の事を応援してくれる人がいるから、今の自分が居るということを改めて感じ、留学を今よりも自分が大きく成長する時間にしたいとの思いを新たにしました。

お店の人と中国語で話すことができるようになってきて、自分が話す中国語に少し自信が持てるようになりました。現地に居る人たちのやさしさが身に沁みています。ご飯のサービスやお土産といった形あるものだけでなく、お店のおすすめや台湾の事について教えてもらえた時に、相手のやさしさを感じました。「ありがとう」と日本語で伝えてもらえる機会もあり、言葉の持つ力を繋げていきたいです。快く受け入れてもらえる環境は、とても貴重だと思います。

クラスメイトとご飯を食べに行くと、異文化を感じる機会が多いです。自分の事を話すことが苦手な私は、自分について自分の言葉で話すクラスメイトたちから、多くの事を学んでいます。 共通語が中国語のため、分かりやすい単語と具体例で会話しています。「フランス人だから…」、とものさしを置くのではなく、「その人自身」を見て話すので、お互いを特別だと思えます。 相手側に立って見てみると、自分には見えなかったものが見えることがあると考えます。

語学だけでなく、生活面でも様々な壁にぶつかることがあります。自分のペースで取り組みながら、自分なりの道を進みたいです。少しずつ進むことで、何かのきっかけが生まれ、見えてくるものがあると考えます。自分の成長を感じながら、今に満足せず、一皮むけた自分になれるよう、自分の経験を増やしたいと考えます。(北山結子)
神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部