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【台湾通信】文藻外語大学にセメスター留学中の廣畠慎之介さんからレポートが届いています。

2024.05.07

 日本を離れて二ヶ月半が経ち、留学期間も残り二ヶ月となりました。私は前回の記事の時から更に様々な経験をしました。まずは紅毛港保安堂での地域住民たちとの交流です。まだまだ台湾語は聞き取れませんが、単語や文脈の一部分がわかればある程度相手が何を言っているのかを推測することができるようになりました。

 この保安堂の近くには儒教の寺院があり、年に一度祝賀会が行われます。そこでご近所の方たちと楽しく食事をしました。周囲の人たちと会話し、食べて飲んで歌って大盛り上がりでした。その時は自分の中国語のレベルに関係なく、本当に留学生活が楽しいと感じた瞬間でした。何を言っているかはよくわからずとも、心から楽しい時間を共に過ごすことができました。

 他にも大学では留学生のための団体旅行が企画されます。私が体験したものとしては、台南に訪問して漁業体験や書道体験をし、永安天文宮で現地学生たちとランチ・ディナーを共にして交流を深めるものでした。

 また台中では、現地の日本人教師である佐藤圭司先生たちと共に八田興一紀念公園に訪れました。八田興一は台湾開発に携わった人物で、主に水路技術を専門とし烏山頭ダムを建設しました。ダム建設により台湾の農業、水力発電に大きく貢献する結果になりました。彼がいなければ今の台湾は無かったと言われ、彼の功績を称えた記念館が建てられました。

 様々な経験をしたことにより、現地留学論文を書くための情報を得ることができました。この体験を元に論文を作成していこうと思います。(廣畠慎之介)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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