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仁科教授が英語コーパス学会で研究発表されました。

2022.10.12

英国オックスフォード大学客員教授として翻訳データベースの検索システム開発にあたっている仁科恭徳教授が10月1日、オンラインで開催された第48回英語コーパス学会で研究発表を行い、日英・英日パラレルコーパスを検索するためのサイト「Parallel Link (パラレルリンク)」のプロトタイプ(試作品)を無償一般公開しました。こちら

仁科教授らが開発したツールは、国立国語研究所と旧Lago言語研究所が共同開発した「現代日本語書き言葉均衡コーパス」(Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese: BCCWJ)と「筑波ウェブコーパス」(Tsukuba Web Corpus: TWC)のオンライン検索システム「NINJAL-LWP」でも採用された「インターフェース」をベースにしています。起点言語となる日本語の見出し語のパターン分析を可能にし、その共起語(あるキーワードと一緒に使われやすい言葉や単語)抽出における統計指標をNINJAL-LWPよりも充実させ、さらにその対訳結果が瞬時に一覧表示されるように設計されています。

(本ツールはJSPS科研費20K00692 の助成を受けて開発されています。)

「専門家の調査・分析にも耐えうる国内では唯一のレキシカルプロファイラーを搭載した翻訳データベース検索システム」(仁科教授)とのことです。

発表内容の詳細は大学サイトで紹介されています。是非ご覧ください。

パラレルリンクのトップ画面

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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