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現地高校生に折り紙を教えるボランティアに参加しました―カナダ ヨーク大学 セメスター留学便り(8)

2022.07.25

カナダ・ヨーク大学にて現地高校生との交流会が開催され、折り紙を教えるボランティアに4名の学生が参加しました。参加学生からのレポートをお届けします。

「“Flip, Fold, Insert”これらは折り紙の折り方を説明するにあたって欠かせない三大動詞です。これらの動作は「ひっくり返す、折る、中に差し込む」といたって単純です。しかしボランティア当日を振り返れば、一つ一つの単純な動作には勇気、緊張、優しさ、励まし、感謝、学ぶことへの喜び等様々な思いが詰まっていました。7月11日、ヨーク大学のDepartment of Mathematics and Statistics が主催する現地高校生へのイベントにおいて、折り紙で正六面体を作るセクションのサポート役としてお手伝いさせて頂きました。実際にデモンストレーションしながら折り方工程を英語で説明することが私たちのメインのお仕事だったのですが、早く折り紙を完成させた生徒と学校生活や日本の滞在遍歴等雑談も楽しむことが出来ました。数学に興味関心のある高校生、学生とOrigami文化に触れることで折り紙工程における対称、不対称などの数学的な要素等、Origamiの新たな楽しみ方を見つけることが出来ました。ボランティアを通して得た学びを行動に移し、自身の世界観を日々アップデートしていきたいと思います。」(髙木麻未さん)

「今回の折り紙ボランティアは、英語を学ぶ私にとって貴重な経験になりました。折り紙ボランティアで、私たちは現地の高校生に立体キューブの作り方を教えるという役割だったのですが、英語で教えることの難しさを実感しました。主に折り方を教えるための英語を習得する必要があったので、様々な言い方を調べたり聞いたりしてスムーズに進むよう取り組みました。教える相手が高校生なので、普段の授業では学べないようや学生ならではの話し方があり、少し聞きとることに苦労した部分もあります。ですが、どの学生も話をしっかり聞いてくれて、折り紙を折ることにも真剣に取り組んでいたように思います。海外でボランティアに参加することは初めてだったので不安もありましたが、間違いなく日本では味わえることのない経験になりました。」(元悠花さん)

「現地の高校生に折り紙を使った正方形の作り方を教えるボランティアに参加しました。折り紙自体は難しくなかったのですが、自分の英語の拙さに不安がとてもあったので、事前に英語での説明方法を練習して本番に挑みました。現地の高校生は、分からなければすぐにどうすればいいか聞いてくるところが日本との違いを感じました。自己紹介の時に日本出身だと伝えたため、日本のどこに住んでいるのか質問してくれたり、日本に行ったことがあるよと声をかけてくれたりする生徒もいて、終わった後も交流ができました。今まで英語を話すときは、単語ではなく文章で話すことに必死になっていました。しかし、事前の練習で単語だけの説明でもいいと伝えられており、そこまで気にしなくていいのだと、このボランティアを通して実感することができました。」(高橋佳奈子さん)

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

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