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【仁科ゼミ生および学生有志が、短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」のワークショップに参加しました】

2025.12.11

グローバル・コミュニケーション学部の仁科恭徳教授のゼミ生19人および学生有志3人が、11月22日に行われた短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」のプロデューサー陣が行う、映画製作の奥深さを探るワークショップに参加しました。

映画プロデューサーの伊藤主税氏、山田孝之氏、阿部進之介氏らが発起人である「MIRRORLIAR FILMS」は、既存の映画製作の枠にとらわれず「だれでも映画を撮れる時代を創る」をめざし、地域活性化と若手人材の育成につなげるプロジェクトです。年間20本の作品を5作品ずつシーズンに分け、劇場公開やオンライン配信を通じて展開しています。神戸市をSeason9として位置付けて始動すべく、今回のワークショップが開催されました。

ワークショップは、プロデューサーの伊藤氏が進行役を務め、俳優・映画プロデューサーの阿部氏がゲスト登壇。冒頭の挨拶で「映画作りはその過程に価値がある」と伝え、伊藤氏は、映画製作だけでなく、グッズ製作やプロモーションを含めた多角的なアプローチ、そして地域に実行委員会を残し文化を根付かせるというプロジェクトのビジョンを説明しました。また、映画製作は「準備が長く、その過程が非常に大切であり、撮影自体は1か月ほどで終わる」という製作のリアルを伝えました。

「神戸で短編映画を撮るなら、どんな企画にしたいか?」をテーマに、学生たちは映画製作、グッズ制作、プロモーションの3つのチームに分かれて議論し、それぞれ独自の企画を行いました。

映画製作班は「1995年の阪神・淡路大震災被災者が現代にタイムスリップする」という、神戸の歴史と現代を結びつける物語を提案し、グッズ制作班からは神戸を代表するブランド「ファミリア」のガチャガチャという地域性を生かしたアイデアが浮上しました。プロモーション班は、映画関係者が描いた絵をロケ地に配置し、「聖地ラリー」を行う参加型で地域を巻き込む企画を発表しました。

チームに分かれてアイデアを出し合う参加者ら
チームに分かれてアイデアを出し合う参加者ら
発表を行う仁科ゼミの学生
発表を行う仁科ゼミの学生
グッズ製作班の発表
グッズ製作班の発表

ワークショップ後には、両プロデューサーが学生たちへメッセージを送りました。伊藤氏は「すべてのチームから企画が出たこと自体がすごいことだ。ミラーライアーが神戸に来たら、ぜひ仲間になってほしい」と学生たちを鼓舞しました。阿部氏は「『集まってこれやりたい!』と思ったことができることが本当に楽しいので、その気持ちを大切にしてほしい」と、学生たちの情熱を受け取った様子でした。

実際に映画製作に携わる方との交流を通じて、Season9の始動に向けて学生たちの士気が上がるワークショップとなりました。

短編映画制作プロジェクト | MIRRORLIAR FILMS https://films.mirrorliar.com/
神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部
https://kobegakuin-gc.jp