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【夏期短期研修でオーストラリア メルボルン ワークエクスペリエンスに英語コースの学生が参加しました】

2025.09.26

英語コース所属の4年次生1名が8月26日~9月16日でオーストラリアのメルボルン クラウンプラザ ホテルで職業体験を行いました。

学生からのレポートをお届けします🦘✨

メルボルン

ホームステイ先での生活

ホームステイは人生で二回目だったけど、前回とは違う家庭の雰囲気を感じることができて楽しかった。家庭はマザーと9歳の子供が一人と保護猫がいた。そしてお世話になったマザーは約八年間も留学生やワーホリの方をホストファミリーとして受け入れていて、私が行った時もワーホリできていた日本人のお姉さんがいた。その方と同郷だったこともあって話が合ってすぐに家庭に馴染むことができたし、細かいメルボルンのことや日々の悩みも聞いてもらえたことがとてもありがたかった。

マザーもとてもいい方で、忙しくても私と座って話をする時間を一日の中で30分以上は毎日取ってくれたことが本当にうれしかった。話を聞いてくれた後は具体的なアドバイスをくれたし、「あなたなら大丈夫だよ」と言ってくれたことがとても嬉しかった。料理も上手で日本食に味を寄せた料理をよく出してくれたり、オーストラリアの家庭料理も出してくれたのでご飯に対して不満は全くなかったし、そのほかの日常生活においてもハウスルールをしっかり守る人に対しては基本的に何をしてもいいというような寛容な感じだったので不自由なく生活することができた。

娘ちゃんもホームステイに来る学生に対してとても慣れていたのでものおじすることなくたくさん話しかけて遊んでくれたし、時間があるときは二人で公園へ遊びに行ったりもした。最後の日には私のために自分で選んだプレゼントもくれて本当にうれしかった。

ホームステイ中、特に印象的だったこと

オーストラリアは水不足だということを聞いていたからシャワーに対する制限時間や食器の洗い方など水に対して厳しいハウスルールがあると思っていたがそれがなかったことが印象的だった。行った時期が冬だったこともあるのかもしれないけど、洗い物を私がやっていても何も水の消費量について言われることはなかったし寧ろマザーたちの分の洗い物をすると感謝された。なるべく水を使いすぎないように気を付けて生活はしていたけどそれでも何か言われると思っていたから、水不足を肌で感じることがなかったことが驚きだった。

一日の過ごし方、週末の過ごし方

基本的に平日は8:00-16:00か9:00-17:00で働いていたので観光する時間は週末がメインだった。シティに出るときは最寄りの電車の駅まで歩いて30分かかったので平日仕事の時は少し早めに家を出て30分歩いて、電車で20分ほど移動してシティに出ていた。そのまま乗っていればホテルの最寄り駅のサザンクロス駅に着いたけど、メルボルンならではのトラムに乗りたかったので毎朝ひとつ前のフリンダースストリート駅で降りて、トラムに5分くらい乗ってホテルに出勤していた。週末はシティに出て有名な観光名所の州立図書館や美術館に行ったり、ミュージカルを見たりととても充実した日々を送ることができた。夜はマザーたちと夜ご飯を食べた後、マザーと娘ちゃんは8時くらいに就寝するのでそのあと一時間くらいハウスメイトとおしゃべりしてシャワーに入って10時ころには寝るというような生活を送っていた。

プログラムについて

私が就業体験を行ったホテルはクラウンプラザ メルボルン(CPM)というインターコンチネンタルホテルなどの系列であるIHGグループのホテルだった。就職先がすでにホテル業界に決まっているということもあってCPMでは一つの業務だけではなく様々な業務を日替わりで体験させていただくことができた。

私が行った業務はコンシェルジュ、バンケット、レストラン、ルームサービスを体験した。最初の週は自分自身まだメルボルンの生活に慣れていないまま働き始めたから正直とてもしんどかった。自分ができないことが多すぎて楽しいと感じることは少なかったし、「何かわからないことある?」ってすごく聞いてくれたけど何がわからないのかわからなかったからうまくコミュニケーションが取れなくてしんどかった。

特に初日は何もわからないままコンシェルジュに派遣されたのでメルボルン市内のことについて聞かれても私もわからなかったのでそれがとても悔しかったし、一日がとても長く感じていた。でも二週目は基本的に一週目にやったことと同じ業務内容だったので自分のできることが増えたし、結果的にそれが自信につながってやりがいも生まれてとても楽しいと感じることができた。

みんないつでも気さくに話しかけてくれるし、日本のことについてとても興味があるようで色々話すことができた。働いている間も私のことをすごく気にかけてくれてたくさん声をかけてくれて本当にうれしかった。最後のほうは心の余裕も生まれてゲストとの会話も楽しむことができたのでそこは成長できたポイントだと感じている。

その中で印象的だったこと、新たな発見

オーストラリア自体が移民の国なので一人一人が様々な国にルーツを持っていて全員が英語をネイティブ並みに話せるわけではないからこそ相手が何を言おうとしているのかをくみ取って理解しようとしてくれるし、逆になんて言っているか理解できなかったときも粘り強く伝えようとしてくれるのがとてもうれしかった。だからこそ理解できずにあいまいな感じで流してしまうことが失礼なのではないかと感じたから、自分自身もしっかり理解してもらえるまで伝えることができたし、みんなそれを最後まで聞いてくれたことがとても印象的だった。

あとは従業員同士の中の良さに驚いた。日本の企業だと社長やマネージャーはその上層部と話していてほかのスタッフと話すことは少ないと思うけど、CPMの人はマネージャーでも普通にほかのスタッフと仲良さそうに話していたし、支配人も急にふらっといろんなエリアに来てそこのスタッフと話すことが日常茶飯事でそれがきっとホテルの雰囲気をよくしている要因の一つなのかもしれないと思った。そうやって支配人やマネージャーもホテルの雰囲気を把握しているのだと思った。あとはみんな自分のホテルに誇りを持って働いているんだということを強く感じた。

研修全体を通しての感想

前回のセメスター留学はニュージーランドに行ったこともあって、同じオセアニア州だから似ていることが多いだろうと思っていたけど全然違ったことがまず最初の驚きだった。似ている部分ももちろんあるけど、都会の大きさや時間の流れる体感的な速さが全く違っていてすごく新鮮な気分でメルボルンの街を感じることができた。英語を話しながら働いている自分というものを俯瞰的に見たときに自分自身でもすごく生き生きしているように感じたし、たくさん友達もできて本当に楽しかった。短い期間ではあったけど海外で働いたというこの経験は自分の将来のキャリアにとって大きいものになると感じているし、この経験をどう使うかは自分次第だから無駄遣いにならないようにこれから先も英語の勉強を続けていこうとより強く思った。心から言ってよかったと思える短期研修にすることができた。

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部
https://kobegakuin-gc.jp