グローバル・コミュニケーション学部の森下美和教授が８月18〜19日、マレーシアのペナンで開かれた「第12回PELLTA国際ELT会議」に参加しました。ペナンはカトリーヌ・ドヌーブ主演のフランス映画「インドシナ」(Indochine) や、主要キャストをアジア系の俳優で固めたハリウッド映画「クレイジー・リッチ！」（Crazy Rich Asians）などの作品の舞台にもなった歴史ある島で、英語教育も盛んです。PELLTAはペナンに拠点を置く英語教育に関する非営利・非政府組織です。

森下教授は、現在進めている科研費研究課題「言語産出の流暢性向上を目指した英語学習環境の構築：コロケーション習得を焦点に」の一環として、「Development of Assistive Writing Tools for Non-Native Speakers of English（英語の非母語話者のための英文作成支援ツールの開発）」というタイトルで口頭発表を行いました。現在、台湾の大学と共同開発中の英文作成支援ツールに関する内容で、オーディエンスとのやりとりなどにより新たなヒントが得られました。

「セッションの合間にさまざまな国の研究者と交流する中で、マレーシアやベトナムの大学との共同研究の話もまとまり、実り多い出張となりました」と森下教授は話しています。