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Topics中国語コース

4年次生の刘祉阳さんの北米・南米での体験レポートをお届けします。

2025.08.07

 中国語コースには英語の習得にも頑張っている学生がいます。4年次生の刘祉阳さんからのレポートをお届けします。

<北米・南米留学体験記>

 私は2024年4月から2025年3月までの1年間、神戸学院大学を休学し、アメリカのロサンゼルスで約6か月間語学留学をしました。休学を決めた理由は、大学在学中に長期の英語圏留学を経験したかったからです。私は大学で中国語を専攻していますが、英語や海外文化にも興味があり、自分の視野を広げつつ実践的な語学力を身につけたいと思いました。

 留学先の語学学校はロサンゼルスのハリウッドにあり、英語を学ぶ環境だけでなく、多様な文化体験に触れる環境も充実していました。ダンスや歌などのエンターテインメント分野を学ぶ学生も多く、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと交流するなかで、様々な価値観に触れることができました。また、留学生同士で各々の留学の目的や目標、取り組んでいることを共有することで、お互いに多くの刺激を受け、自分自身の視野も大きく広がったと感じています。

 また、留学中にはニューヨーク、サンフランシスコ、ラスベガス、サンディエゴなど複数の都市も訪れました。各地で異なる文化や雰囲気を体感し、アメリカ国内の多様性を実感することができました。

 アメリカ留学後は、留学先で出会った友人を訪ねて、約2ヶ月間ブラジルに滞在しました。ブラジルではサンパウロ、クリチバ、バウネアーリオカンボリウの3つの都市を訪れました。現地ではポルトガル語が話されており、簡単なあいさつや日常会話を覚えながら、新しい言語に触れる楽しさを感じました。あいさつの仕方や人との距離感など、日常のちょっとしたやりとりの中にも文化の違いがあり、とても新鮮な気持ちになりました。ブラジルの食文化も印象的で、日本とは違うスタイルの寿司や豆料理があったり、あまり見かけたことのない食材や料理がたくさんあったりと、毎日の食事がとても楽しかったです。また、ブラジル滞在中には野生のリスやカピバラに出会うなど、自然の豊かさにも感動しました。

 さまざまな地域や人との出会いを通して、自らの視野がさらに広がるとともに、新しいことを楽しむ柔軟性や好奇心も育まれたように感じます。多言語・多文化に触れることのできたこれらの貴重な体験を、大学生活最後の学修や今後のキャリアに活かしていきたいと思います。(4年次生 刘祉阳)

神戸で中国語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部