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GRADUATE卒業生の現在

心に残る接客を求めて

2025.12.10

レクサス

英語コース 2020年卒業 坂口 奈穂 さん

現在のご職業について、またその仕事を選ばれた理由を教えてください。
現在は、レクサスのアシスタントスタッフとして働いています。学生時代に飲食店でアルバイトをしていて、お客様に喜んでいただける、満足して帰っていただけることに達成感を得て、それからどのような接客をすればお客様の満足度を高められるか、自分の中で試行錯誤するようになり、接客が好きだなとそのときに実感しました。なので接客業で華やかなイメージのあるディーラーに入社しました。元々新入社員で入社し、配属されたのはトヨタの店舗でしたが、3年目にレクサスに異動になりました。

お仕事をしていて、どんな時にやりがいを感じますか。
お客様とお話しして、次回来たときに私の名前と顔を覚えてくださり、前回のお話の続きができることです。また、少しずつではありますが車の知識が付いてレクサス車の購入を検討いただいている方に対し、セールスコンサルタントが対応にいくまでの間商品についてお話ができたときです。

現在のお仕事の特徴を教えてください。
 レクサスとトヨタのお店では圧倒的に接客の質が違いました。レクサスでは「小笠原流礼法」という礼法を学び、接客します。これは言葉遣いはもちろんのこと、お辞儀の角度や手の先まで洗練された接客をし、その礼法を含め”レクサスブランド”としてお客様に提供します。車の質はもちろんのこと、このような接客、サービスにも付加価値を見出し購入してくださる方もいるぐらい大切です。

イレギュラーな事態に直面したとき、どのような心構えで対応されていますか?具体的なエピソードがあれば教えてください。
まずは店としてではなく、お客様の気持ちに立って考えることです。例えばマニュアル外の対応を求められた時や、お客様を不快な気持ちにさせてしまい、それがクレームにつながった時など、まずはお客様の気持ちに立って考え、「すみません、できません。」ではなく、自分ならどう対応してほしいかを考えます。それを踏まえてお店としてどう対応ができるかを考え、お客様の希望通りとまではいかずとも、いかに近い形でお客様の希望を実現できるかということを意識しています。

今後、目指しているキャリアステップや目標があれば教えてください。
おなじアシスタントスタッフの先輩方の中に、お客様が来店されたときに車を降りて1番に「○○さんいる?」と気にかけていただける方がおられます。私も先輩方のように、お客様が来店されて1番に名前を呼んでいただけるようなスタッフになりたいです。

セメスター留学のご経験について教えていただけますか。
セメスター留学ではイギリスのケンブリッジにいきました。ホームステイ先は在英フィリピン人の方のお家で、最初は訛りで全く英語が聞き取れず、戸惑ったこともありましたが、1週間も経たないうちに聞き取れるようになり、会話ができるようになりました。憧れのロンドンにも行けて、とても充実した4ヶ月間でした。英語でしか会話のツールがない場面に身を置くと、自然と英語の力が身につき、とてもいい経験だったなと思います。

GC学部で学んだことの中で、現在活かされていると感じることはありますか。
近年のインバウンド効果で海外のお客様も増えています。観光客の方も通りがかりに立ち寄られたり、全く日本語が話せないお客様もいらっしゃいます。そんなときに少しでもセールスコンサルタントの方の力になれることや、お客様と他愛無い会話をできることが大学時代4年間英語を学んできた強みだと感じています。またおもてなしの面でもGC学部で学んできたことがあるので、そこも現在の仕事に生きていると感じます。

最後に、学生たちに向けてメッセージやアドバイスをお願いします。
今私が学生に戻れたら、当時やりたいと思ったことを全てやりたいです。学生の間はもちろん課題やアルバイトなどで忙しいですが、社会人になった今、学生時代はたくさん時間があったなと思いました。海外旅行に行ったり、ボランティア活動をしたり、時間を自分で調整できる学生の間こそ出来ることがたくさんあります。やりたいと思ったことは即実行してほしいです。

社会の第一線でさらに飛躍

成長
ビジョン
接客力を磨き、お客様から信頼されるスタッフとして成長していきたい