主な授業内容
この授業では、イギリス・アメリカの文学作品を学び、その背景にある文化や歴史についての理解を深めることを目的としています。現在は、イギリス文学の金字塔であるウィリアム・シェイクスピアの作品を扱っています。シェイクスピア劇を通じて、ルネサンス期ロンドンの豊かな演劇文化を味わうとともに、イギリス演劇を鑑賞する楽しさを体感してもらえればと思います。

授業の魅力
イギリスにおいて演劇はもともと、お堅い学問などではなく、エリートも庶民も楽しめる大衆娯楽でした。私の授業でも、シェイクスピアの芝居についてただ勉強するのではなく、それがいかに知的好奇心を刺激する遊び心に満ち、民衆的なエンタメ性を持っているかをみなさんとともに考えます。小説とはまた異なる演劇というジャンル特有のおもしろさを伝えていきます。

授業を一言で表すなら
英米文学を楽しく学ぶ！

身に付けられるスキル・経験
イギリス・アメリカの文化と歴史に関する知識を習得することができます。

なぜこの授業を作ったのか・きっかけ
〈文学〉と聞くと、むずかしくてつまらない本を黙々と読む、といったイメージがとかく付きまといがちです。私は〈文学〉という言葉にあるこうしたネガティブな印象を少しでも変えたいと感じ、この授業を作りました。また、「文学作品はなにも小説だけじゃない」ことを知ってほしかったので、演劇を教材として選びました。

教員：西田　侑記