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12月7日(水)に客員教授の永野ひかる先生(朝日放送テレビ勤務・2025年日本国際博覧会協会へ出向中)の講義が行われました

英語コース|2022.12.09

12月7日(水)に荒島3年次生ゼミの「英語専攻演習I」において、客員教授の永野ひかる先生の講義が行われました。荒島ゼミ以外の学生や教員も参加し、永野先生のお話に熱心に耳を傾け、質問やコメントをしていました。

現在、2025年に大阪で開催される万博における中国・韓国・アセアン諸国・大洋州諸国の出展の統括をされている永野先生の略歴はこちらからご覧になれます。ご講義のタイトルは「”Cosmopolitan” コンテンツの海外展開と2025年大阪・関西万博をつなぐもの」です。

自己紹介をされたあと、テレビ史上最高の視聴率は1963年の第14回NHK紅白歌合戦では81.5%(世帯視聴率・関西)だったが、先日あれだけ盛り上がったサッカーワールドカップのコスタリカ戦でも視聴率は40%台(世帯視聴率・関東)であったことをご紹介されました。
つまり、昔と比べて(地上波)テレビを見る人が減っている、ということです。
サッカーのワールドカップの試合も、本田さんの解説を聞きながらスマホやPCでABEMA中継を見ていた人も多かったかもしれません。ABEMAは「インターネット動画配信プラットフォーム」と呼ばれ、地上波テレビとは別の媒体です。

放送局が視聴率を気にするのは、視聴率が高ければスポンサーから放送局にたくさんの広告収入が入り、収益があがり、よりよい番組を作ることができ、それがまた高視聴率と高収益につながるという循環が生まれるからです。テレビとインターネットの広告収入額の変遷を示すグラフによると、2018年を境にインターネットの広告収入がテレビの広告収入を上回りました。そのため、放送局は、広告収入を補うもうひとつの柱として海外展開により力をいれます。そのひとつが「フォーマットリメイク」で、バラエティ番組やドラマのひな型を権利として売るというものです。実際にベトナムではリメイクされた「新婚さんいらっしゃい」が放映されています。

日本のテレビ広告費が減少し、世界でメディアの多様性が進み、加えてコロナ禍での巣ごもり生活により、グローバルなコンテンツの流通が活性化しています。それに伴い、国を超えて共同で作られるコンテンツも増え、コンテンツが国境を超えてコスモポリタン化しています。

さて、1851年に産業見本市としてはじまった万国博覧会は、世界各国がその国の文化、歴史などさまざまなコンテンツを出展するものです。
万博のテーマは時代とともに変遷をとげ、2025年の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、いのち(人、動植物、世界、宇宙全体)とは何かを共に感じ、悩み、考え、対話する、みんなでつくる、みんなの万博です。学生からは、食、環境、宇宙についての展示を見てみたいとのコメントがありました。

最後に、グローバルな活躍を目指す学生には、「コスモポリタンという考えを大事にして、視座をいろんなところ(日本、アジア、世界)に置き、そこから何が見えるか、を意識していろんなことに興味を持ち続けていってほしい」との大変貴重なアドバイスをいただきました。

神戸で英語を学ぶ:神戸学院大学 グローバル・コミュニケーション学部

http://kobegakuin-gc.jp